oVice(オヴィス)の特徴と評判!使い方や月額料金・導入メリットを解説!
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oVice(オヴィス)の特徴と評判!使い方や月額料金・導入メリットを解説!

2021.12.22

oViceとは?

多くの企業が、テレワークを継続しなければいけない状況が続く中、社員間のコミュニケーションをどのように図っていけばいいのかを模索しています。

仕事をする上では、ZoomやMicrosoft Teams、Google Meetsは便利なツールですが、ちょっとした雑談などはやりにくいというデメリットがあります。

そのような状況で注目を集めているのがoViceです。この記事では、oViceとはどのようなツールで、どのような特徴があり、使い方はどのような使い方をするのか、詳しく解説します。

関連記事:Zoomミーティングの特徴と使い方!有料/無料プランの違いや会議の設定方法を解説!

Web上に展開できるバーチャルオフィスツール

oViceとは、Webブラウザから接続できるバーチャル空間を作成するためのツールです。参加者をアバターで表示します。参加者はバーチャル空間に作成したスペース上のオープンスペースを自由に移動できます。

実際のオフィス空間のようなスペースを作成すれば、自分のアバターがバーチャルオフィスに実際にいるような感覚になれます。

オフィスで他の人に話しかけるのと同じような感覚で、話しかけたいアバターに話しかけることもでき、外のツールよりも雑談がしやすいと話題です。

社員間のコミュニケーションを取りやすくできるツールとして、多くの企業が導入を進めています。

oViceの機能の特徴とは?

oViceの機能には、他の業務用コミュニケーション用ツールにはない特徴があります。oViceの特徴的な機能とはどのような機能なのか、詳しく解説します。

バーチャルなのに立ち話が可能

他のコミュニケーションツールにはない特徴として、oViceは立ち話ができるという特徴があります。しかも、リアル空間にいるときと同じ感覚で、自分のアバターを相手に近づけると声が大きく聞こえ、遠ざかると声が小さくなります。

オープンスペースなら、リアル空間と同じように、他の人の会話に途中から加わることもできます。バーチャル空間でありながら、まったくリアル空間と同じ感覚での立ち話や雑談が可能な機能が搭載されている点は、oViceの大きな特徴でです。

ビデオ通話や会議室機能などの機能が豊富

oViceの基本的な機能は、オープンスペースで自由に会話ができる機能です。しかし、それだけでなく業務に必要なその他の機能も豊富に搭載されている点も、oViceの特徴です。oViceには、オープンスペースで話せないことを話し合うための会議室機能があります。

会議室の中ではビデオ通話や画面共有機能、チャット機能など、業務をすすめる上で必要なさまざまな機能が搭載されていて、さまざまな用途での活用が可能になる点も大きな特徴です。

展示会などのイベントにも利用可能

oViceは会社の普段の業務で利用するだけでなく、展示会や説明会などのイベントでの利用も可能です。Zoomのようなビデオ会議システムでも講演会や説明会は可能ですが、主催者は自分の顔を必ず相手に見せる必要があります。

その点、oViceなら主催者も画面上に表示されるのはアバターなので、顔見せしなくていいという特徴があります。イベントを開催するときには、主催者はスピーカー機能を使って全体に伝えたいことをアナウンスすることもできます。

また、サイネージ機能でバーチャル空間内に動画や画像を表示することもできます。

リアルな講演会場や展示会の会場にいるときとほぼ同じような感覚でイベントの運営ができます。その一方で、リアルなイベントと違い、イベント終了後の片付けの手間がかかりません。oViceでのイベントでも準備の手間は必要ですが、物理的なものを撤収する手間をかけずにすむという点は、oViceでのイベント開催の特徴と言えます。

リモート食事会のプランも利用できる

oViceの特徴として、リモート食事会やリモート宴会のプランも利用できるという特徴があります。oViceのバーチャル空間を利用しながら、食事を注文して、それぞれが離れた場所から食事会や飲み会、宴会に参加できるというoVice宴会というプランがあります。

oVice宴会では、ゲームや漫才まで用意されています。幹事を悩ませる、場を盛り上げるためのコンテンツを考える必要がありません。1人3,000円程度から1万円程度の食事の手配もできます。

Zoom飲み会では1人の話を全員が聞き続けるスタイルになりがちですが、oVice宴会なら自由に話したい人のそばに寄って話をすることができる点が特徴です。Zoom飲み会よりも、自由度が高く参加しやすいという特徴があります。

oViceのメリットとデメリット

oViceを企業がテレワークに利用するとどのようなメリットを得られるのでしょうか。また利用にあたってのデメリットにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。oVice利用の4つのメリットと4つのデメリットについて解説します。

メリットとは?

oVice利用のメリットは次のとおりです。

社員間のコミュニケーションが取りやすくなる

oViceの最大のメリットは社員間のコミュのケーションが取りやすくなるということです。Zoomなどのビデオ会議システムとは違い、oViceならオフィス空間に居るのと同じ感覚で上司や同僚のアバターが配置されています

話しかけるのも、話しかけたい相手のアバターの近くへ近づいて話しかけるだけでよく、他のツールと比べると雑談やちょっとした質問をしやすいというメリットがあります。

テレワークで最大の課題だと言われるコミュニケーションの問題を、oViceを導入することで解決できる可能性が高いと、多くの企業がそのメリットに期待して導入を進めています。

話しかけていいか相手のステータスがわかる

oViceは他の人に話しかけやすいというメリットがありますが、時には他の人と会話中であったり作業に集中していたりして、話しかけてはまずい状況もあります。oViceなら、話しかけたい相手が、今話しかけていい状況かどうかを判断できるステータス表示が可能です。

oViceでは、自分のアバターに「話しかけNG」や「作業中」というステータスをアイコンで表示できます。相手になにか相談したくても、話しかけていいのかどうかタイミングを見計らうのが難しいこともよくあります。

oViceなら、ステータス表示でいつ話しかけたらいいのかわかり、相手の状況を伺うストレスが軽減されます。

また、自分が話しかけてほしくないときにはステータス表示をしておけば、他の人に失礼にならない形で周りにアピールできる点も助かります。

オープンの会話も秘密の会話もどちらも可能

oViceでは、オープンスペースの会話は他の人のアバターが近くに近づいてきたら聞かれてしまいます。オープンスペースでの会話は、同じバーチャル空間にいる他の人に聞かれても問題ない会話が基本です。

しかし、時として秘密の話をしたり、他の人には聞かれたらいけない話をしなければいけないこともあります。そのような場合には、限られたメンバーとしか会話ができない会議室を利用することができます

会議室には、他のメンバーが入ってこられないように鍵を掛けることもできます。オープンスペースでの会話も、限られたメンバー間での秘密の会話も、どちらも利用可能な点は、oViceのメリットです。

スペースを複数作成可能

oViceでは複数のスペースを作成することも可能です。料金プランによって利用できるスペースの大きさに制限がありますが、利用可能スペース内であれば、部署ごとのスペースや雑談ができる休憩用スペースなど、複数のスペースを作成可能です。

用途別に複数のスペースを使い分けることで、実際の会社のオフィスフロアに居るような感覚にすることも可能です。

デメリットとは?

oViceにはデメリットもあるという声もあります。oViceにはどのようなデメリットがあるのかもみておきましょう。

機能が多すぎて慣れるまで大変

oViceは機能が多すぎて使い方に慣れるのが大変だという声があります。業務に役立つ機能が色々と搭載されていますが、ITツールを今まで使いこなしてこなかった層には、すべての機能を使いこなすのが大変だという声もあります。

oViceでコミュニケーションを取れるようにしたいすべてのスタッフが、oViceで必要な機能を使いこなせるようにするためには、ある程度の時間と、スタッフ間で使い方を教え合うなどの工夫が必要でしょう。

人数が多いと会話したい人がどこにいるのか探すのが大変

oViceで作成するバーチャル空間に入場可能な人数とスペースの大きさは料金プランによって変わります。安い料金プランで、利用する人数も少なく、スペースも小さいときには、誰がどこにいるのか一目で把握できます。

しかし、大規模になると数百人の人がoVice内にいることになるので、誰がどこに居るのか把握するのがとても大変になります。話しかけたい人がどこにいるのかわからずに、スペースの中を探し回るだけで時間をロスしてしまうこともあります

そのようなことにならないようにするためには、スペースのレイアウトをわかりやすいものにすることと、アバターや表示する名前を本人だとわかりやすいものに設定することが大切です。

なかなか定着しにくい

会社側がテレワークを続ける社員のコミュニケーションの場としてoViceを用意しても、最初のうちはなかなか定着しにくいというデメリットもあります。使い続けているうちに、ZoomやMicrosoft Teamsよりも他の人との何気ないコミュニケーションを取りやすいというメリットに多くの人が気づくようになります。

しかし、oViceのメリットの大きさに気づく前に、使うのをやめてしまう人も少なくありません。特に、他のツールからの移行を目指しているときや、併用しているときには、最初のうちはoViceは使いにくいからといってあまり利用してもらえません。

oViceをテレワーク用ツールとして導入する場合には、まずは定着するまでにしばらく時間がかかる点はよく理解しておきましょう。その上で、朝礼や会議は他のツールではなくoViceで行なうといったルールを作りましょう。

毎日社員が必ず1回はoViceにログインしなければいけない状況を作ることで、oViceを利用する機会を増やすと、スタッフもその便利さに気づきやすくなります。

他のツールも必要になることがある

oViceにはチャットやビデオ通話などの業務に必要なツールが搭載されています。しかし、会社の仕事をすすめる上では、oViceの機能だけでは使いにくく、他のツールと併用しているという企業が多いのが現状です。

情報をピン留めして送りたい、検索機能を使いたいという場合には、oViceよりもSlackのほうが便利です。また、oViceは時々動作が重くなることがあり、ビデオ通話や画面共有がしにくくなることがあります。

そのようなときには、ZoomやTeamsに切り替えたりすることも頻繁にあります。oViceはとても便利ですが、oViceだけですべての機能を完結できるわけではなく、oVice以外のツールと併用して補完し合うことも大切です。

oViceの料金プランとは?

oViceを利用するためにはどのくらいの料金が必要になるのでしょうか。oViceの利用料金には、月額料金を支払い続けることで継続して利用できる継続プランと、単発のイベントのときに1週間だけ利用できる単発プランがあります。月額料金の継続プランと単発プランの詳細について見ていきましょう。

月額料金での継続プランについて

月額料金でoViceを利用するための料金プラン、継続プランは、スペースの最大サイズと接続可能な人数の違いにより4つの月額料金プランから選べます。4種類の月額料金の詳細は次の表のとおりです。

月額料金のプラン名 Basic Standard Organization Enterprise
料金 月額5,500円 月額22,000円 月額55,000円 要問合せ
スペースの最大サイズ 1200×640px 2400×1280px 4800×2560px カスタマイズ可
利用推奨人数 20名 50名 150名 カスタマイズ可
最大接続可能人数 50名 200名 500名 カスタマイズ可

推奨可能人数とは、利用者がマイクを通して会話をするときに、グループ間の干渉が起こらない目安です。最大可能人数まで入室は可能ですが、推奨人数を超えた場合は、干渉が起こる可能性があります。

月額料金のBasic、Standard、Organizationはそれぞれその月額料金の範囲内でのスペースの最大サイズと利用可能人数内での利用となります。

Enterpriseは月額料金で利用できる仮想空間内を自社ビルの構築のようにすることも可能です。スペースの大きさや利用人数はカスタマイズ可能です。興味があればお問い合わせください。

単発プランの料金について

oViceには月額料金を支払って継続して利用するだけでなく、展示会やバーチャル空間でのお祭りなどのイベントでの単発利用も可能です。単発利用の場合には、イベント当日だけでなく準備期間も入れて1週間oViceの仮想空間を利用できます。単発プランでの利用の場合には、契約期間中であればイベントの開催は何回でもできます。

oViceの単発プランでの料金の詳細は次の表のとおりです。

料金プラン名 Meetup Conference Exhibition Expo
利用料金/1週間 2,750円 11,000円 27,500円 要問合せ
スペースの最大サイズ 1200×640px 2400×1280px 4800×2560px カスタマイズ可
利用推奨人数 30名 100名 250名 カスタマイズ可
最大接続可能人数 50名 200名 500名 カスタマイズ可

単発プランでも月額料金プランと同じように、マイクが干渉しあわない利用推奨人数が設定されています。

Expoは月額プランのEnterpriseと同じように、自社ビルのような独自のカスタマイズが可能です。スペースの大きさや利用人数はカスタマイズ可能です。興味があればお問い合わせください。

oViceの使い方について

oViceの使い方はどのような使い方をするのでしょうか。oViceの使い方の流れについて見ていきましょう。

対応デバイス・推奨環境・用意するもの

oViceを利用するためには次のものを用意しましょう。

  • デバイス(パソコン/スマホ/タブレット)
  • イヤホン

パソコンはWindowsもしくはMac、モバイル端末はAndroidとiOS端末(iPhone/iPad)が利用可能です。イヤホンはスマホから接続する場合には必須ではありませんが用意した方が無難です。スマホのスピーカーを利用するとハウリングを起こしてしまう可能性があります。

oViceへの接続はブラウザから行います。推奨されるブラウザはパソコンでもスマホでもGoogle Chromeです。Google Chrome以外のブラウザからでも利用できる場合がありますが、一部の機能が制限されてしまう可能性があります。

oViceを利用するためには3Mbpsのネットワーク環境が必要です。

会議やイベントでの使い方について

会議やイベントでoViceを利用するときの使い方について見ていきましょう。

入場方法

oViceの会議やイベントに参加するときには、主催者から事前に入場するためのURLが送られてきます。URLをクリックすると入場画面が表示されます。音声とマイクの許可の設定を行ってから入場ボタンを押します。oViceの会場へ入場するときには音声の許可が必須となります。

会話する

自分のアバターの周りには、灰色の円が表示されています。円の範囲内が自分の声が届く範囲内です。他の人と会話したいときには、相手の円と重ねます。すると、相手が会話する声が聞こえます。また、自分から話しかけると相手に聞こえます。

oViceではアバターの周りの円を重ねないと会話ができないので、リアルな会話により近い状況で会話ができます。

会議室の使い方

oViceの共通スペースの中では、円を重ねるだけで簡単に他の人の会話を聞き取ることができます。限られた人と秘密の話をしたいときには、会議室を利用します。oViceの会場内に会議室があります。使い方は簡単で、限られたメンバーのアバターを会議室に入れて、ロックをかけると他の人は入ってこられません。

ビデオ通話の使い方

会議室ではビデオ通話を使うこともできます。ビデオ通話の使い方は、会議室の中で自分のアバターを右クリックします。するとメニューが表示されるので、メニューの中からビデオ通話を選択すれば、映像と音声でのビデオ通話を始めることができます。

関連記事:EventHub(イベントハブ)とは?特徴と料金や評判・口コミについて解説!

oViceの口コミ・評判について

oViceをすでに導入している企業からはどのような口コミや評判が寄せられているのでしょうか。oViceの口コミを見ていきましょう。

良い口コミ

oViceを導入してよかったという口コミは次のとおりです。

「リモートワークで他の人と気軽に雑談できる機会が減ってしまった。しかし、oViceを使い始めたらオフィスに居るときと同じ感覚で、他の人の会話が耳に入ってきて、話しかけやすくなった。」

「oViceのバーチャル空間に誰が居るのかが一目でわかる。会議を開きたいときには、oViceの会議室にメンバーを呼ぶだけで始められるのがとてもいい。他のツールみたいなURLの発行の手間もなく便利。」

「テレワーク中は他の人と会話ができない孤独感という問題が大きいと思う。oViceなら、気軽にアバターに声をかけやすいのでとてもいい。」

悪い口コミ

評価の低い口コミや、改善を求める口コミは次のとおりです。

「参加人数が多くなると、画面がごちゃごちゃしてきてわかりにくくなる。」

「会話が届く範囲が広すぎて、人数が多いときにはあまり聞かれたくない人の耳にも会話が入ってしまうことがある。会話が届く範囲の円を狭くするか、自分で大きさを設定できるようにしてほしい。」

「雑談のしやすさという点に重点が置かれているツールだから仕方がない点はあるかもしれない。しかし、ビデオ通話やチャットツールなどのツールの使い方、使い勝手が他のツールと比べるとあまり良くない。他のツールと併用しなければ業務が進まない。」

「カメラをオフにしても利用できるので、時々誰が何を話しているのか声だけではわからなくなってしまうことがよくある。」

oViceで離れた場所にいる相手と会話してみよう!

2020年の新型コロナウイルスの流行により、やむを得ずリモートワークを導入せざるを得なくなったという企業も少なくありません。コロナ禍も時間がある程度経ち、落ち着きを見せる中でテレワークに大きなメリットを見出して、コロナ後もテレワークを継続する方針の企業も出てきています。

リモートワークでは、社員間のコミュニケーションをどのように図ったらいいのか、という問題が生じます。oViceならその課題を確実に解消できるでしょう。

oViceの料金プランは14日間無料トライアルも可能です。申込みの日から14日間無料ですべての機能を利用できます。興味のある企業の担当者の方は、ぜひoViceを無料トライアルで試してみましょう。そして、離れた場所にいる相手とoViceを使って会話する効果を実感してみることをおすすめします。

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