MiiTel(ミーテル)って何?
多くの企業がテレアポ営業やコールセンターの運用などの電話対応業務を必要としています。テレアポやコールセンターの運用は専門会社に外注する会社も多いのですが、営業活動の成果や顧客満足度を上げるためには、電話対応業務の内製化が必要だという企業も少なくありません。
毎日大量の電話の発着信が必要なテレアポ営業やコールセンターの運用には、専用のシステムが必要です。電話業務を効率化するためのシステムやツールはいろいろなものが登場していますが、評判の良いツールがMiiTelです。この記事では、MiiTelとはどのようなツールなのか、その特徴について詳しく解説します。
AI搭載のクラウドIP電話
MiiTelとはAIを搭載したクラウドIP電話です。クラウドを利用したシステムで、インターネット回線を利用したIP電話を利用します。そのために、実際の電話機がなくてもパソコンやスマホから電話業務を展開できます。
また、従来のIP電話システムに加えて、AIを搭載しています。そのために、従来のコールセンターやテレアポ営業を行うためのシステムよりも、高精度な分析などが可能になります。
MiiTelの実績
MiiTelはとても評判のいいシステムで、国内の導入企業は1,000社以上、登録ユーザー数は約25,000人に上っています。導入企業には、野村不動産ソリューションズ、NTTマーケティング、KDDI、Softbankなどの国内の名だたる大企業も多く、多くの企業から電話対応業務をより効率化させることができるツールとしての信頼を勝ち取っています。また、大手企業だけでなく、企業の大小を問わず幅広い規模と業種の企業に導入されています。
MiiTel(ミーテル)の特徴
MiiTelの他にもテレアポやコールセンターを運営するためのツールやシステムはいくつか国内で販売されていますが、MiiTelだからこその特徴とはどのような点にあるのでしょうか。MiiTelの3つの特徴について解説します。
電話を分析できる
MiiTelには電話での会話内容を録音できる機能の他に、自動的に文字起こしする機能や、AIを活用しての分析機能が搭載されています。従来の電話対応ツールの会話内容の録音機能だけでは、文字起こししたり、手動で録音や文字起こししたテキストからデータを抽出するしかありませんでした。
しかし、自動文字起こし機能やAIによる分析機能が搭載されていることで、会話内容の見直しや分析が手間をかけずに簡単にできるようになっています。
履歴や情報の共有がしやすくなる
MiiTelを利用しての電話での対応履歴は自動で登録されます。また、対応履歴を簡単に共有できる機能も搭載されています。履歴を自動登録できるようになったことで、テレアポ営業やコールセンター対応の後でテレアポインターやオペレーターが対応内容を入力する手間を大幅に省くことができます。
また、情報を共有しやすいことで、テレアポで手応えのあった見込み客の情報を営業担当へ送ったり、コールセンターから対応してほしい部署へ情報を送ったり、といったことが簡単にできるようになります。
コスト削減に繋がる
MiiTelの利用には固定電話の設置や電話回線を引く必要がありません。すでに業務に利用しているパソコンとインターネット回線でテレアポ営業やコールセンター業務が可能になります。MiiTelの利用には、10ユーザー以上の登録なら初期費用がかからずに、月額利用料金と通話料だけで利用を開始できます。
電話対応業務を始めるのに、大きなコストを掛ける必要がありません。また、今まで電話回線を利用していた場合には、電話回線の利用料金を削減することができ、コストカットに繋がります。
MiiTel(ミーテル)の機能
MiiTelを導入したらどのような機能を利用できるようになるのでしょうか。MiiTelの主な4つの機能について解説します。
IP電話や自動録音関連
MiiTelにはIP電話の機能が搭載されています。IP電話とは、電話回線ではなくインターネット回線を介した電話回線のことです。電話回線を引かなくても、インターネット回線さえあれば固定電話から電話をするのと同じように、電話番号からの発着信が可能になります。
また、電話の自動録音の機能も搭載されていて、テレアポ営業の会話やコールセンターでの対応をすべて録音して、後から再生する事が可能です。
通話のデータ化関連
MiiTelには通話をデータ化する機能も搭載されています。通話のデータ化機能には、通話の保存機能と、通話の分析機能があります。
通話の保存機能には録音した通話内容の文字起こし機能、文字起こしからの要約作成機能があります。通話内容を文字化することで、議事録作成や会話内容の見直しがしやすくなります。
通話の分析機能には、通話内容の定量評価機能やスコアリング機能があります。会話の速度、ラリー回数、被せ率などを分析してデータ化することで、通話方法のフィードバックが可能になります。
電話のカスタマイズ関連
MiiTelには、それぞれの企業や部署の必要性に応じたカスタマイズが可能な機能も搭載されています。カスタマイズする上で欠かせない、外部ツールとの連携機能では、セールスフォースなどの外部のSFAツールとの自動連携機能や、Slackとの連携機能、JavaScriptウィジェット機能によって、外部ツールにMiiTelを埋め込むこともできます。
また、分析機能ではスコアリング機能でのスコアリングルールの設定を自由にカスタマイズできます。それぞれの企業の営業活動に必要な要素のスコアを自由にカスタマイズすることで、それぞれの組織に必要な評価をすることが可能です。
業務の効率化関連
MiiTelにはテレアポでの利用でも、コールセンターでの利用でも、電話対応業務を大幅に効率化できる機能が色々と搭載されています。
まずは、ワンクリック発信機能はMiiTelからのテレアポ業務に欠かせない機能です。企業のホームページ等に記載されている電話番号をクリックするだけで電話をかけられます。電話のかけ間違いを起こすこと無く、素早く簡単に電話を発信できます。
また、発着信した電話番号がすでにMiiTelかMiiTelと連携しているツールに登録されている場合には、電話番号から自動的に応対履歴が登録されます。応対履歴はURLで簡単に共有できます。専門部署での何らかの対応が必要な場合には、対応をお願いしたい部署にメールやチャットツールでURLを送るだけでよく、業務効率化を大幅に図ることが可能になります。
MiiTel(ミーテル)は導入するべきなの?
MiiTelを導入したほうがいいのかどうか、迷っている企業も多いことでしょう。導入を検討中の企業が導入したほうがいいのかどうか、料金プランと導入がおすすめの企業について詳しく解説します。
MiiTelの料金プラン
MiiTelを導入するべきかどうかは、料金面での負担がどのくらいかによって変わる場合もあります。MiiTelを利用する上での料金はどのくらいなのでしょうか。MiiTelの料金プランは次のとおりです。
利用料金 | |
初期導入費用 | 0円 10人以下での契約の場合 事務手数料89,000円 |
フル機能の月額利用料金 (1ユーザーあたり) |
月次利用:6,980円 年次利用:5,980円 |
対応履歴の閲覧のみの 月額利用料金 (1ユーザーあたり) |
980円 |
電話番号使用料金 (1番号あたりの月額利用料金) |
050、03、06から始まる番号:1,500円 0120、0800から始まる番号:2,500円 |
モバイル使用料金 (1ユーザあたりの月額料金) |
500円 |
通話料金(従量課金) | 固定電話発信:8.94円/3分 IP電話発信:0円(かけ放題) 携帯電話宛の発信:16.9円/1分 固定電話からの着信:7円/1分 IP電話からの着信:7円/1分 携帯電話からの着信:20円/1分 |
この他に電話料パック料金や、オプション料金が用意されています。
MiiTelの導入がおすすめの会社
MiiTelを導入したほうがいい会社とは、電話での営業やコールセンターの運営に次のような課題を抱えている企業です。
- テレアポインターによる成果に差がありすぎる
- テレアポインターやオペレーターの育成を効率化したい
- トークスクリプトをうまく作れない
- 引き継ぎがうまくいかない
- 情報漏洩がしばしば起こる
- 架電数を自己申告制にしているが本当に申告数かけているのか怪しい
- 顧客との間で言った、言わないの問題が起こりやすい
- 同じ担当者が複数の電話業務を混雑して行っている
- 出勤数を減らしてテレワークを広げたい
- 試しに1回線から導入してみたい
上記のような課題を抱えている企業にとっては、MiiTelは課題を解決するのにおすすめのツールです。
MiiTel(ミーテル)の口コミや評判とは?
MiiTelを実際に導入した企業からの口コミや評判とはどのようなものがあるのでしょうか。MiiTel導入企業からの評判を見ていきましょう。
営業の効率化に繋がった
MiiTelを導入したことで、営業の効率化に繋がったという評判から見ていきましょう。大手不動産会社のA社から評判です。現在、不動産売却は一括査定サイトからの流入が最も多くなっています。しかし、店鋪の休業日に届く査定依頼に対応出ていませんでした。
そこで、査定依頼に対して一次対応の架電をするために評判の良いMiiTelを導入しました。正確な文字起こしができることから、電話対応の状況を把握しやすくなり、トークスクリプトの改善に役立ちました。また、会話の被り、沈黙、ラリー回数をスコアリングした数値を導き出し、評判がよく成果をよく上げているオペレーターの会話を分析したところ、共通する傾向もはじき出すことができました。
その結果、電話対応のオペレーターがディスカッションを重ねて、トークスクリプトや話し方の改善を行い、着実に成果を挙げられるようになりつつあります。
人材の教育期間が短縮できた
MiiTelの導入企業からは新人研修の期間を半分以下に短縮できたという評判もあります。企業向けのITシステム関連会社のB社の評判を見ておきましょう。B社では、新卒社員を電話対応スタッフとして育成するに当たって、それまで属人的なそれぞれのスタッフの技術によるところが大きいテレアポ技術のマニュアル化が必要でした。
そこで、MiiTelで得られたベテランスタッフの評判の高い話し方やキーワードの挟み方などをデータ化して、マニュアル化しました。その結果、それまで1年近くかかっていた新人研修が3ヶ月程度で終わるようになり、新人でも評判のいいベテランスタッフと同じノウハウを簡単に得られるようになりました。
MiiTel(ミーテル)と似たサービスの比較
MiiTelの他にも、電話での対応が必要な企業向けのツールがいくつかあります。MiiTelと似ているDialpadとBIZTELの2つのサービスと比較してみましょう。
月額利用料金 | 初期費用 | サポート体制 | 特徴 | |
MiiTel | 1ユーザー月額5,980円~ | 0円~ | 平日のみ対応 | 音声通話のスコアリング機能、文字起こし機能などが充実 |
Dialpad | 1ユーザー月額1,000円~ | 0円 | 平日のみ対応 | アプリダウンロードだけで利用できる |
BIZTEL | 1ユーザー月額9,050円 | 28,300円 | 24時間365日対応 | 長期的な視点で見ると通話料などの電話対応にかかるコストの大幅カットが可能 |
Dialpad
Dialpadはスマホやパソコンに専用アプリをダウンロードするだけで、スマホやパソコンをビジネスフォンとして利用できるようになるツールです。会社側で端末を用意せずに、スタッフの私物を簡単に利用できるので、企業にとっては大幅なコストカットが可能になります。
BIZTEL
BIZTELはクラウド型のビジネスフォンシステムです。パソコンとインターネット回線だけで始められるコールセンターや、モバイル端末を内線として利用できる機能などを利用できます。企業の電話対応に関する、幅広いニーズを満たすツールです。
MiiTel(ミーテル)で電話の効率アップを目指そう
テレアポを内製化するにあたって、多くの企業でテレアポインターやオペレーターの育成や、ツールの導入コストが大きな課題になります。MiiTelなら、経験者の電話対応技術を新人に伝えやすいので、人材育成コストを大幅に削減できます。また、ツールは1ユーザーアカウントごとの月額利用料金で利用できるので、1部署から小規模に導入することも可能になります。
Webやメルマガがマーケティングの主要舞台と言われるようになっても、顧客と直接の接点を持てる電話対応が業務は、企業にとって売上を上げて、顧客満足度を向上させるためには欠かせないものです。
MiiTelは企業の電話対応業務を効率化するために、欠かすことができないツールだと言ってもいいでしょう。ぜひ、コスパよく、簡単に導入できる電話対応ツールを探しているのなら、MiiTelの導入をぜひ検討してみましょう。
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