xoblos(ゾブロス)とは?
多くの企業が社内に蓄積してきたデータをExcelに入力して管理しています。しかし、データ量や帳票の種類が多くなればなるほど、データの重複などが出てきて管理が難しくなります。
そこで、Excelの管理に悩んでいる企業におすすめなのがxoblos(ゾブロス)です。この記事では、xoblosの特徴や導入効果などについて詳しく解説します。
帳票などに使えるExcel特化RPAのこと
xoblosはExcel特化RPAです。RPAとは「ロボティック・プロセス・オートメーション」の頭文字で、単純作業で自動化できる業務を自動化することです。xoblosは、Excelで行う業務で自動化できるものを自動化して、業務の大幅な効率化が可能になるツールです。
xoblosの活用例
xoblosを導入するとどのような効果を出せるのか、実際の活用例をいくつかご紹介します。
- 請求書作成
基幹システムのxoblosに請求書の帳票を登録しておきます。請求データをインプットするだけで請求書が自動的に出力されます。
- 人事評価
人事評価ファイルをインプットするだけで人事評価の一覧を出力できます。
- 予算実績表
店舗ごとの売上データと売上目標をインプットします。すると予算実績表が出力されます。
xoblosの効果や特徴
xoblosの特徴はAIを利用していない点です。あらかじめ手順が決められた業務プロセスを登録して、決まったフォーマットの帳票に出力したり、データを整理したりできるようにします。
日々状況が変化する業務ではなく、毎日の業務がルーティーン化している中で、業務量が増えすぎて手に負えなくなっている場合に効果を発揮します。業務の単純作業や帳票のフォーマットをその都度作成する手間を省くことができ、業務を大幅に効率化することができる効果が見込めます。
実際の導入効果としては、請求書作成業務へのゾブロス導入で残業時間の180時間削減した効果など、多くの業務での時間作成効果を上げた実績があります。
xoblosの主な機能
xoblosを導入することでどのような機能を利用できるようになるのでしょうか。主な3つの機能、データ集計系、データ分析系、差分抽出系の3つの機能について解説します。
データ集計系について
xoblosを導入するとデータをワンクリックで集計できるようになります。店舗別売上シートと部門別目標シートなど、1つの資料にまとめたい複数のファイルがある場合、xoblosの機能を活用できます。ゾブロスに集計手順を事前に登録しておけば、ワンクリックで店舗や部門別の目標に対する全体の売上集計表を出力することができます。
集計作業が大幅にスピードアップすることで、変化の激しいビジネスシーンにおいての経営判断のスピードも大幅に上げることが可能になります。
データ分析系について
1つのExcelのシートにまとめられている複数のデータをそれぞれの指標ごとに分類したい場合や、データを視覚的にわかりやすいグラフにまとめたいときにも、ゾブロスの機能が活躍します。
データが集計されたシートから、データを抽出して表示する手順を予め登録しておけば、ワンクリックでランキング表やグラフを出力することができます。
差分抽出系について
年度ごとに作成される資料や、担当者が変わるたびに作成される資料の中には、記載されているデータがほぼ同じだというデータもあります。しかし、全く同じということはありません。複数の同じような内容のファイルにも、追加や削除するべきデータがあります。
ゾブロスを活用すれば、複数のファイルの差分の抽出もワンクリックでできます。重複データや追加や削除するべきデータが色分けされます。そこから、新旧差分帳票を作成することも可能です。
xoblosの動作環境
xoblosを導入するためには、ある程度の動作環境が整っていなければいけません。xoblosの推奨動作環境について解説します。
xoBlosコントローラーの動作環境
xoBlosコントローラーを導入するための推奨動作環境は次のとおりです。
xoBlosコントローラーの推奨動作環境 | |
推奨ハードウェア |
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必須ソフトウェア |
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Webアプリケーション閲覧環境 |
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推奨アプリケーション |
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xoBlosクライアントの動作環境
xoBlosクライアントを導入するための推奨動作環境は次のとおりです。
xoBlosクライアントの推奨動作環境 | |
推奨ハードウェア |
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必須ソフトウェア |
|
Webアプリケーション閲覧環境 |
|
注意事項 | 利用するOSごとにライセンスが必要 |
xoblosの利用価格
xoblosを利用するための価格はいくらなのでしょうか。xoblosの価格について解説します。
xoblosコントローラーの場合
xoblosコントローラーはxoblosのすべての機能を利用できる料金プランです。
サーバーライセンス | 年額60万円~(10cal~) |
利用可能人数 |
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利用可能機能 |
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xoblosクライアントの場合
xoblosクライアントは小規模でも利用できるライト版のライセンスです。
デバイスライセンス | 年額36万円 |
利用可能人数 |
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利用可能機能 |
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xoblosクライアントは利用するPCごとにライセンスが必要です。サーバーの設置の有無等の条件がありますが、契約数によっては、xoblosコントローラーの方が安くなる場合もある点に注意しましょう。
xoblosが向いている企業とは?
xoblosはどのような企業が導入するべきなのでしょうか。xoblosが向いている企業の特徴について解説します。
導入している企業の傾向
xoblosを導入している企業の業種を見てみると、販売系や製造系、飲食系、物流系など広い分野に渡ります。また市役所などの官公庁でも導入されています。xoblosを導入している企業の多くは、さまざまなデータの管理をExcelベースで行っており、Excelの業務の効率化が必要な企業です。
導入が向いている方
xoblosの導入が特に向いている企業の特徴は次のとおりです。
- Excelのデータに重複が多すぎて確認しきれない
- コピペ作業が多く新しいデータの入力まで手が回らない
- Excelのデータを目視で確認しているが時間が足りない
- 手作業でのデータの入力や分解の作業に手間がかかりすぎる。
上記のようなExcelやデータベースの管理の悩みをお持ちの企業であれば、xoblosの機能が必ず役に立ちます。また、xoblos以外のツールではマクロや帳票の作り直しが必要ですが、xoblosなら現在使っているExcelの帳票やマクロをそのまま残したまま導入できます。
現在の作業環境を変えずに、xoblosで自動化できる部分だけ自動化することが可能なので、スタッフへ大きな負担をかけること無く、業務の効率化が可能です。
xoblosを導入してExcel作業を効率化させよう
今回は主にExcelファイルをxoblosで処理できることについて解説してきました。しかし、Excel以外の主要なデータベースやCSVにも対応しているので、大量のデータ処理に困っている企業の多くが導入可能です。
xoblosを導入することで、データやファイル、帳票の処理を大幅に効率化して、スタッフの負担を軽減できます。また、今までExcelの処理に追われていたスタッフの余力を、他の業務に回すこともできるようになります。ぜひ、膨大なデータの処理に毎日追われているのであれば、xoblosの導入を検討してみましょう。
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