Pipedrive(パイプドライブ)とは?
企業の業務でデジタル化できる部分はデジタル化して効率化を図るDX化が、業種を問わず国内の多くの企業に求められています。そこで、さまざまなツールが登場していますが、顧客管理を効率化するCRMツールはどのサービスを選んだらいいのか、いろいろと悩んでいる企業の担当者の方も多いようです。
使いやすく、海外対応もしやすいCRMツールのサービスならPipedriveがおすすめです。この記事では、Pipedriveとはどのようなサービスなのか、詳しく解説します。
エストニア産のCRMツール
Pipedriveとは、エストニアで開発されたCRMツールです。他のCRMと大きく異なっている点は、営業担当者が開発に携わっているという点です。通常、このようなツールやサービスの開発はソフトウェア開発のエンジニアが主体となって行います。
しかし、Pipedriveでは営業担当者が主体となって開発しています。そのために、ほかのCRMを提供しているサービスと比較して、営業活動の中であったら便利な機能が多く搭載されていて、営業担当者にとって使いやすいものになってるという特徴のあるツールです。
基本機能が揃っている
Pipedriveはとても安いコストで導入することが可能です。しかし、安いからといって機能性が劣るわけではありません。顧客管理や営業支援に必要な基本的な機能がすべて揃っています。
顧客情報を管理し、顧客へのアプローチを記録して、結果を分析して検証できるようにするという、CRMツールやサービスに求められる基本的な機能をしっかりと使うことができるツールがPipedriveです。
Pipedriveの機能の特徴
Pipedriveのサービスを導入すると、どのような機能を利用できるようになるのでしょうか。Pipedriveの特徴的な機能について解説します。
情報を一括で管理できる
Pipedriveの特徴的な機能には、情報を一括管理できる機能があります。従来は、それぞれの営業担当者が自分のパソコンの中のExcelに営業の進捗状況を記録していました。しかし、それでは、チームとして案件ごとに進捗状況がどのようになっているのかを把握しづらく、案件への対応漏れや二重対応が起こりやすいと言った問題が発生しやすい状況になっていました。
Pipedriveを導入すれば、すべての案件がPipedriveで管理できるようになります。アカウントを持っているスタッフなら誰でも全ての案件の進捗状況をセールスパイプラインで見える化できるので、対応漏れや二重対応のミスが発生しにくくなります。
自動化で効率化できる
Pipedriveの特徴的な機能には、単純な事務作業を自動化できる機能があります。データを手動で入力していると、どうしても入力ミスが起こりやすくなります。機械的な反復が多い単純作業をPipedriveを使って自動化することで、それまでその作業にかかっていた時間を大幅に節約できます。また、データを自動入力することにより、手動入力のときよりも入力ミスを大幅に減らすこともできます。
入力や修正の手間をPipedriveに特徴的な自動化の機能で削減したことで、本来、営業担当者がやるべき営業活動の業務に集中できるようになります。営業に当てる時間を増やせるので、長い目で見ると売上アップも期待できます。
アプリでも使える
外回りの多い営業担当者にとって、訪問が終了した後の報告書の作成はとても手間のかかることでした。従来は、ノートパソコンを開ける場所を見つけて、ノートパソコンを起動して入力したり、帰社後に報告書の作成が必要でした。
しかし、モバイル対応している点も特徴的なPipedriveなら、ノートパソコンを持ち歩く必要や、報告書を作成するために帰社する必要がなくなります。持ち歩くのが簡単なスマホやタブレットのPipedriveアプリから簡単に報告を入力できます。報告はリアルタイムで更新されるので、遠方のスタッフの報告を本社ですぐに受け取ることも可能です。
アプリからの報告が可能になれば営業先への直行直帰も可能になるので、残業時間を大幅に削減できるとともに、出社や帰社に使っていた時間を営業活動に当てることで、売上アップも期待できます。
Pipedriveの料金プラン
Pipedriveを利用するためにはどのくらいの料金がかかるのでしょうか。Pipedriveを利用するための料金プランは、エッセンシャル、アドバンス、プロフェッショナル、エンタープライズの4つが用意されています。それぞれの料金プランで14日間の無料体験もできるので、気になるプランはまずは無料体験で試してみましょう。4つの料金プランの詳細について詳しく解説します。
エッセンシャル
エッセンシャルとは最も安い料金で利用できる料金プランです。無駄な機能を省き、CRMとSFAの最も基本的な機能のみに特化している料金プランです。月額利用料金と利用できる機能は次のとおりです。
エッセンシャル | 詳細 |
月額利用料金 | 1ユーザーあたり12.5USドル |
機能 |
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- アドバンス
アドバンスはエッセンシャルよりも業務を自動化できる部分を増やせます。急成長している企業の業務を大幅に効率化し、さらなる成長の助けになる料金プランです。
アドバンス | 詳細 |
月額利用料金 | 1ユーザーあたり24.9USドル |
機能 |
エッセンシャルのすべての機能
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プロフェッショナル
プロフェッショナルは、より高度な分析機能を利用できる料金プランです。詳細な分析結果を得られることで、よりビジネスチャンスを最適化することが可能になります。
プロフェッショナル | 詳細 |
月額利用料金 | 1ユーザーあたり49.9USドル |
機能 |
アドバンスのすべての機能
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エンタープライズ
エンタープライズは導入企業のニーズに合わせた無限のカスタマイズが可能な料金プランです。Pipedriveのサポートチームとのマルチコラボレーションで、売上を最大化に向けた運用を目指します。
エンタープライズ | 詳細 |
月額利用料金 | 1ユーザーあたり99USドル |
機能 |
プロフェッショナルのすべての機能
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Pipedriveの評判や口コミ
Pipedriveを導入した企業からの口コミや評判にはどのようなものがあるのでしょうか。こちらでは、Pipedriveの導入企業の評判を見ていきましょう。
機能が豊富に揃っている
まずは豊富な機能が使えるという評判から見ていきましょう。
分析機能がいいという評判です。
「今までのCRMでは詳細な分析ができなかったり、長期的なスパンでの検証ができなかった。Pipedriveを導入したことで、機会損失の原因を突き止めることができて、今後の対応に生かせる。」
案件を視覚化できる機能がいいという評判です。
「Pipedriveを使っていると、案件やタスクが画面に表示されて視覚化できる。対応するべき案件がひと目で分かるので対応漏れや二重対応のミスがなくなった。」
スケジュール管理やモバイル対応の機能がいいという評判です。
「スケジュール管理がしやすくなり、現場でのやり取りがスマホに通知されるので、素早い対応がしやすくなった。」
シンプルで使いやすい
Pipedriveはシンプルで使いやすいという評判もあります。
他のCRMツールと比較して使いやすいという評判です。
「直感的に顧客管理や案件管理がしやすい点がいい。複雑な操作が必要ない点も評判通りだ。」
導入が簡単だったという評判です。
「CRMの導入時にはデータのインポートが大変だが、Pipedriveは直感的な操作でできたので楽だった。」
画面が見やすくて使いやすいという評判もあります。
「パイプラインビューが見やすい。アクティビティが色や形で視覚的に分類されているのもわかりやすい。視覚的に急ぎの案件が捉えられるようになり、対応漏れがなくなった。処理するべき案件をスムーズにこなせるようになったので、案件の完了までの時間を大幅に短縮できて、成約率の向上にも繋がっている。」
Pipedriveの導入が向いている会社
CRMツールはPipedriveの他にもいろいろなものがありますが、特にPipedriveが向いている企業とはどのような企業なのでしょうか。Pipedriveの導入がおすすめの企業の特徴について解説します。
CRMツールを試したい方
Pipedriveに向いている企業とは、まずはCRMツールを試してみたいという企業です。CRMツールの中には操作を覚えるだけで手間と時間がかかりすぎるツールが沢山あります。Pipedriveは直感的な操作で、PCの一通りの操作ができる人ならすぐに使い始めることができます。
14日間の無料トライアルはメールアドレスなどで申し込むだけですぐに利用を開始できます。本格導入するかどうかは置いておいて、とりあえず使いやすいCRMツールを試してみたい企業におすすめです。
英語に抵抗がない方
Pipedriveは日本語対応はしていますが、機械翻訳の部分も多いのでマニュアルやFAQ不自然な日本語になっている部分があります。正確に意味を捉えるためには、英語で利用できたほうがいいので、英語に抵抗のない企業におすすめです。社内公用語が英語であったり、海外に支社や支店があり現地スタッフにも利用してほしいときには、Pipedriveがおすすめです。
また、Pipedriveは15以上の言語に対応しています。グローバル展開している企業でも、Pipedriveなら言語にとらわれずに各地域の現地スタッフが利用できます。世界各地域の支社や支店でもすぐに導入できる、多言語展開していて、日本語と英語だけでなく世界中どこでも利用できるCRMツールを探している企業に特におすすめです。
Pipedriveと似ているサービスの比較
Pipedriveと同じようなサービスにはどのようなCRMがあるのでしょうか。世界的に評価されていて、海外の支社や支店でも利用可能なCRMを導入したい企業におすすめの2つのCRMツール、Freshsales SuiteとZoho CRM をご紹介します。Pipedriveとの比較表はこちらです。
月額料金 | 初期費用 | 無料トライアル | 特徴 | |
Pipedrive | 1ユーザー12.5米ドル~ | 無料 | 14日間 | 営業担当者が営業担当者のために作った営業活動のために最適化したCRM |
Freshsales Suite | 1ユーザー15米ドル~ 完全無料プランもあり |
無料 | 期間を限定せずに無料プランを使い放題できる | 顧客とのコミュニケーションを可視化して、パーソナライズされた購入体験を提供 |
Zoho CRM | 1ユーザー1,440円~ | 無料 | 15日間 | CRMだけでなくSFAとMAの機能も搭載 |
Freshsales Suite
Freshsales Suiteは特に顧客との関係性を強化したい企業におすすめのCRMです。顧客とのコミュニケーションを360°でつかみAIによる分析で、営業に最適なタイミングを導き出します。潜在的な顧客を創出して売上アップにつなげたいと考えている企業におすすめです。完全無料で使い続けることができるフリープランがあります。
Zoho CRM
Zoho CRMはCRMツールとしてだけでなく、SFA、MAとしても活用できるツールです。CRMのデータを活用しての営業活動が円滑に進むSFA機能、CRMに登録されている顧客情報に対してのマーケティング活動ができるMA機能をすべて利用できます。また、これらの機能から得られたデータを統合的に分析検証することも可能です。
Pipedriveを試して業務状況の改善を目指そう
Pipedriveは海外製のCRMツールなので、最初から使いにくいだろうと選択しから排除してしまう企業も多いようです。しかし、国産ツールからPipedriveに乗り換える企業もあり、やはり導入直後にトレーニングがほとんど必要ないほどの使い勝手の良さは、他のCRMツールにはないPipedriveの特徴です。
導入しやすさや、今まで蓄積してきた顧客情報をインポートする手間の手軽さなどは、他の大手のPipedriveにはないものです。海外製ツールですが、ぜひ導入しやすくて使いやすいCRMを探しているのなら、Pipedriveの無料体験を試してみる価値はあるでしょう。
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