リシテア(LYSITHEA)とは?
2020年から続くコロナ禍をきっかけとしてテレワークを導入せざるを得なくなった企業が増加しました。テレワークでは従業員の管理方法が大きな課題となります。企業にとっての従業員の就業管理サービスとしておすすめなシステムがリシテア(LYSITHEA)です。この記事では、リシテアの詳細について詳しく解説します。
人事関連業務をサポートするサービス
リシテア(LYSITHEA)とは、日立ソリューションから提供されている人事関連業務をサポートするためのサービスです。現在、多くの企業が従業員の多様な働き方を認める方向へとシフトしつつある一方で、テレワークやハイブリッド勤務が増える中で、従業員の就業管理などをどのような方法で行ったらいいのか、手探り状態で進んでいる状態です。
リシテアを導入することで、従業員のワークライフバランスを改善しながら、労働生産性も大幅に向上するための、労働環境の構築が可能になります。
リシテアの導入がオススメな企業
リシテアの導入がおすすめの企業とは、従業員の管理について次のような悩みを持っている企業です。
- 多様な働き方への対応が遅れている
- テレワークでの勤務実態と作業内容の管理ができていない
- 労務管理を適正に行いたい
- 自社の働き方改革の必要性に迫られている
LYSITHEAを導入することで、同じ場所にいない従業員でも就業状況を把握しやすくなります。
リシテアを導入するメリット
企業がリシテアを導入することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。人事管理に悩みを抱えている企業がLYSITHEAを導入する3つのメリットについて解説します。
就業状況の把握がしやすくなる
リシテアを導入することで、従業員の就業状況の把握が可能になります。カードリーダー、Web打刻、入退館システムのデータを統合することで、客観的なデータに基づいた勤務時間の記録をして、自己申告との乖離のチェックを可能にします。
リシテアの活用で、労働統計情報を簡単に取れるようになるので、働き方改革に必要な労働時間などのデータの収集もタイムリーにできるようになります。
制度の変更にも対応できる
従業員の就労管理システムを導入しても、労働法の改正などによって大規模なプログラムの修正が必要になることがあります。リシテアでは法改正や制度改正があっても、大規模なプログラムの改正ではなく、パラメーターの簡単な修正で対応できるようにしています。
リシテアは16年間運用していますが、その間に大規模なプログラムの改修は1回しか行われていません。大幅な法改正等があっても、多くの場合は簡単な修正のみで対応できる点は大きなメリットです。
社外で活動する従業員も利用できる
テレワークでの勤務や営業の外回り、現場仕事からの直行直帰などにもリシテアは対応しています。リシテアのシステムはセキュリティ対策やHTTPS通信に対応しているために、インターネットを経由した利用が可能です。
また、オプション機能として携帯端末からの入力もできるように設計できます。現場や訪問営業から帰社しなくても、リシテアを利用していれば携帯端末からの入力だけでの直行直帰が可能となります。
リシテアのサービス機能
リシテアにはどのようなサービスや機能があるのでしょうか。リシテアから提供されているサービス機能について解説します。
就業管理系
リシテアで最も多くの企業が導入しているサービス機能が就業管理系サービスです。リシテアの就業管理系サービスでは主に次の機能が利用できます。
- 勤務申請
- 勤務承認
- 月次集計
- 休暇管理
従業員一人ひとりが自分のホーム画面を持ち、自分の勤務状況などを確認できます。ログインしたときの気分も入力できるので、管理者からは従業員のメンタルの状況の把握も可能になります。
人事管理系
人事管理系のサービスもリシテアから提供されています。人事管理系サービスの主な機能は次のとおりです。
- 個人情報管理
- 人事情報活用
- 組織管理
- 発令・採用内定
- 人材ビューア
- グループ人事検索
- 組織・移動シミュレーション
従業員のパフォーマンスを最大化するための人事施策を実現するための人事・組織戦略の構築が、リシテアを導入することで可能になります。
給与管理系
給与管理系サービスもリシテアから提供されています。給与管理系サービスの主な機能は次のとおりです。
- 月例給与・賞与
- 社会保険
- 年末調整
- 生損保管理
- 支払調書
- 会計連動
会計システムや外部機関とのシームレスな連携を可能にするシステムになっています。また、Web明細機能のサービスも提供されています。従業員からはWeb明細での閲覧が可能になります。人事にとっては明細の印刷や配布の手間を大幅に削減できて、大幅な業務効率化を図れます。
その他
リシテアにはこの他に、人財管理サービスとAI分析サービスが提供されています。
人材管理サービスには人財検索機能と目標管理機能があります。部署の枠を超えて人財の情報の共有ができるようにして、常に適切な人財配置に目を配れます。また、きめ細かい目標管理を可能にすることで、適切な人事評価を可能にします。
AI分析サービスでは、科学に基づいたAI分析を行います。リシテアのシステムで収集された人事データから、組織に蓄積しているストレスを予測するなど、組織を健全に働きやすい場にするために必要な改善点をAI分析から得ることができます。
リシテアの利用料金
リシテアを利用する上ではどのくらいの料金がかかるのでしょうか。リシテアの料金プランについて見ていきましょう。
無料デモについて
リシテアでは導入を検討している企業に向けての無料のデモンストレーションを用意しています。リシテアの公式ホームページから無料デモの申し込みをすると、人事労務に精通したリシテアの運用スタッフから連絡が入ります。
無料デモの前にどのような機能をどのように使いたいのか、リシテアに関する要望を伝えておくことで、希望する内容でのデモを行ってもらえます。
導入後の運用状況をデモを実際に見ることでイメージできるので、興味があるようなら無料デモの申込みをしてみましょう。
リシテアの利用料金
リシテアの料金は就業管理クラウドを300人分導入した場合、1ユーザーあたり月額税抜350円(税込385円)から導入できます。300人分の合計金額は月額税抜105,000円(税込115,500円)からになります。
リシテアの就業管理クラウドの料金プランにはスタンダードプランとプレミアムプランの2種類が用意されています。それぞれの料金プランの機能の詳細は次のとおりです。
機能 | スタンダード | プレミアム |
PC打刻 | ○ | ○ |
カード打刻 | ○ | ○ |
GPS打刻 | ○ | ○ |
勤怠申請/承認 | ○ | ○ |
勤怠集計 | ○ | ○ |
給与計算用CSVエクスポート | ○ | ○ |
36協定設定 | ○ | ○ |
年休取得状況一覧 | ○ | ○ |
シングルサインオン(SAML) | ○ | ○ |
工数管理 | ○ | |
外国語対応 | ○ |
なお、それぞれの料金プランの詳細についてはお問い合わせください。
リシテアの評判や口コミ
実際にリシテアを導入している企業の担当者からの評判はどうなのでしょうか。リシテアを高く評価する口コミと、あまり評価しない口コミをそれぞれ見ていきましょう。
高評価の口コミ
リシテアを高く評価する口コミは次のとおりです。
「シンプルな画面で使いやすい。シンプルで自分の勤怠状況など必要な情報だけを見ることができるから確認しやすくていい」
「タイムカードの打刻と連動させることができ、就業時間の管理がとても楽になりました。人事関係の事務処理の効率化を図れました。」
「時間外労働の管理がしやすい。従業員が自分の画面で確認できるので、自分の働き方を考える切っ掛けにもなる。」
低評価の口コミ
リシテアに対するあまり評価しないという口コミは次のとおりです。
「利用できる端末に縛りがある点が不満。社外で確認したいときも、会社支給のスマホからしかアクセスできない点はどうにかしたほしい」
(セキュリティの観点から敢えて端末縛りをしている模様です。)
「ユーザーインターフェースが古臭くて使いにくい。」
「退勤が夜中の12時を過ぎて日をまたぐと自動集計機能がうまく働かないみたいで手動での計算になる。面倒くさいので、この点をどうにか改善してほしい。」
リシテアを導入して在宅ワークに対応しよう
従業員の勤怠管理の方法に正解はないとはいえ、できる限り正確に効率的に管理したいものです。特に、テレワークが増えて従業員の働く様子を直接確認できない場合には、以前の勤怠管理方法ではうまくいかないことも多いでしょう。
ぜひ、人事管理の効率化やテレワークに合わせたシステムの導入を検討しているのであれば、リシテアの導入を検討してみましょう。
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