営業代行の費用相場は?平均的な料金体系ごとに徹底解説
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営業代行の費用相場は?平均的な料金体系ごとに徹底解説

2021.07.31

営業代行の費用相場は料金体系で変わる

企業の営業活動をアウトソーシングする営業代行の利用を検討する企業が増加しています。人手不足が深刻化する中で、営業担当の人員の確保や育成に苦労する企業が増えていることが営業代行の需要が高まる背景にあるようです。

営業代行を利用すると、営業スタッフ一人あたりの費用は営業担当の正社員を一人雇用するよりも高額になります。実際のところ、営業代行の一般的な相場はいくらくらいなのでしょうか。

営業代行の料金体系は固定報酬型と成果報酬型、この2つを合わせた複合型の3つの料金体系があります。費用の相場は料金体系によって変わるので、それぞれの料金体系の相場について解説します。

固定報酬型

固定報酬型とは営業の成果に関わらず日額や月額で一定の費用を支払う料金体系です。アポ取りや受注などの営業成果が出なくても費用の支払いが発生する点はデメリットですが、毎月の出費が一定額で予算を立てやすいというメリットがあります。また、成果報酬とは違い営業代行スタッフの収入が安定するので、無理な営業を掛ける必要がないという安心感があります。

固定報酬型の営業代行の平均的な費用の相場は、営業スタッフ1人あたり日額で2万円以上、月額で50万円以上です。月額の場合には30万円程度の料金から請け負ってもらえる場合もあります。

ただし、この料金相場は平均的な比較的販売しやすい商材の場合です。売りにくい商材や営業に専門性が求められる商材の場合、依頼内容によってはこの平均的な料金相場に限りません。

成果報酬型

成果報酬型とは営業成果が上がった場合にのみ報酬を支払う料金体系です。あらかじめ依頼主企業と営業代行で定めたゴールを達成すると、報酬が発生します。成果報酬型の営業代行で定めるゴールにはアポ取りと受注があります。

アポ取りがゴールの場合の平均的な料金の相場は2万円前後です。受注がゴールの場合の平均的な費用の相場は受注額の3割から5割です。

成果報酬型の場合には成果を上げなければ営業代行の収入にならないので、アポの質が悪かったり、無理な営業を掛けすぎて依頼主企業の評判を落とす危険性もあります。依頼する営業代行会社の質や教育体制をしっかりと判断しましょう。

複合型

複合型とは、固定報酬型と成果報酬型の料金体系を両方とも取り入れているタイプの営業代行型の料金体系です。毎月一定額を固定費として支払った上で、営業成果が上がった場合にインセンティブを支払います

複合型なら、固定費の部分は固定報酬制の料金体系よりも安く、インセンティブの部分も成果報酬型よりも安くなります。成果が大量に上がった場合でも、完全な成果報酬型よりも費用の支払いが少ないというメリットがあります。

複合型の平均的な相場は月額固定費の部分は10万円前後、インセンティブの部分は受注金額の10%から20%程度が相場です。

 

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営業代行にかかる費用は料金体系以外も影響する

営業代行の費用は、料金体系ごとの平均的な相場以外にも、影響を与える要素があります。営業代行の費用に影響する2つの要素について解説します。

依頼する業務内容

営業代行の費用に大きく影響する要素の一つは、営業代行に依頼する業務内容です。業務内容の中で特に大きな影響を与えるのが、営業をかけて販売する商材の種類と売り安さです。

商材の中には特に専門的な知識がなくても誰でも簡単な説明だけで売りやすいものと、営業スタッフにも専門的な知識が求められるものがあります。営業スタッフにも専門的な知識が必要とされるIT関連の商材などは、高い専門性が必要な分だけ費用の相場が高額になります。

また、成果報酬型の場合には売りやすいかどうかも料金を決める重要なポイントになります。売れなければ成果にならないので、売りにくい商材の報酬が高額になるか、成果報酬での営業代行を断られることもあります。

確保する人材

営業代行会社が用意している営業スタッフがどのような人材なのかによっても費用が大きく異なってきます。特にテレアポ代行でスタッフの質の差が金額に大きく反映されます。

依頼内容によってはテレアポ代行では大量のテレアポインターが必要になります。そこで、テレアポインターの多くをアルバイトでまかっているテレアポ代行会社もあります。アルバイトが主なスタッフのテレアポ代行会社の料金は安い傾向があります。

一方で、テレアポインターも全てトレーニングを積んだ経験豊かな正社員であるテレアポ代行会社もあります。成果報酬型でテレアポ代行を請け負う営業代行会社に多く、アポイントを獲得できた際には1万円から2万円の高額な報酬が発生します。

費用が気になる営業代行の利用料金の平均とは?

営業代行に依頼する営業の主な内容は、電話でアポイントを獲得するためのテレアポ代行、アポイント獲得から商談でのクロージングや飛び込み営業を行うセールス代行、営業メールの送信を代行するメール営業代行です。

営業の内容によっても料金の相場が違います。それぞれの営業代行の費用の相場がどのくらいなのか解説します。

テレアポ営業の場合

テレアポ代行の料金体系は、架電するターゲットのリストあたりもしくはコール数あたりの単価と架電数をかけ合わせた従量課金型か、アポイント獲得ごとの成果報酬型のどちらかです。

従量課金型の平均的な費用の相場は1リストあたり300円から400円程度です。成果報酬型の場合には、1アポイント獲得ごとに1万円から3万円程度が平均的な相場です。

セールス営業の場合

セールス代行では訪問営業が必要な飛び込み営業や、営業をかけるターゲットへのテレアポによるアポイント獲得から訪問しての商談でのクロージングまでの営業代行を行います。セールス代行の平均的な相場は、固定報酬型と成果報酬型では大きく異なります。

固定報酬型では、営業スタッフ1人あたり日額の場合には2万円から3万円、月額なら50万円以上が平均的な費用の相場です。成果報酬型の平均的な相場は受注額の3割から5割程度が平均的な相場になります。

メール営業の場合

メール営業とは、営業要メールをリストにあるメールアドレスに送信する営業方法です。メール営業代行では依頼主が作成したメールの文面をリストに向けて送信します。メール営業代行の費用はメールの送信数によって決まります。成果は料金には特に関係ありません。

メール営業代行の平均的な相場は、月額1,500円程度から1万円程度です。メールの送信数によって費用の相場が大きく変わります。

料金体系で費用が異なる営業代行を利用するメリットとは?

営業代行を利用するのには高額な費用がかかりますが、利用するのには大きなメリットもあります。一方でデメリットもあります。費用をかけても営業代行を利用するメリットと、利用する際には気をつけなければいけないデメリットについて見ておきましょう。

営業代行のメリット

営業代行を利用するメリットは次のとおりです。

  • 即戦力の営業スタッフの数をすぐにそろえられる
  • 営業スタッフの育成の手間がかからない
  • 正社員を雇うよりも長期的な費用がかからない
  • 土地勘のない地域での事業拡大も可能に

営業代行会社に用意されている営業スタッフは一般的な営業に関するトレーニングを積んだ経験豊かなスタッフばかりです。営業代行会社に依頼すれば、早ければ1ヶ月程度で遅くとも2ヶ月程度で稼働可能です。自社で営業スタッフを育てるのには半年から1年はかかるので、正社員の営業スタッフを育てる余裕がない場合には営業代行の利用はおすすめです。

また、営業代行のスタッフは営業代行会社の所属なので、福利厚生費や社会保険料の負担がありません。営業の正社員の月給より高額な報酬を支払っても、長期的な費用はカットできます。

全国展開している営業代行会社なら、全国どこでも営業の展開が可能です。土地勘のない場所での事業拡大も依頼可能です。

営業代行のデメリット

一方のデメリットには次のようなものがあります。

  • 短期的な費用が高額になる
  • 自社の営業スタッフが育たない可能性も
  • 直接営業スタッフへの指示ができない
  • 情報流出のリスク

営業代行の利用は長期的に見ると費用の節約になりますが、短期的に見ると費用がかさみます。キャッシュフローが厳しい企業にはデメリットになる可能性があります。

営業代行に依存してしまうと、自社の営業部門が育たない可能性があります。営業は社内でまかなう方向に持っていくのが基本なので、営業代行の利用とともに自社の営業スタッフの育成も考えましょう。

営業代行は業務委託契約です。営業代行会社の営業スタッフへの指揮命令権は営業代行会社にあり依頼主企業からは命令できません。業務内容の変更なども営業代行会社を通さなければいけない点に注意しましょう。

外部の人に自社の営業に必要な情報を託すということは、秘密保持契約を結んだとしても情報流出のリスクは高まります。

営業代行にかかる費用で料金体系を決める時のポイント

営業代行に支払う費用は固定報酬型と成果報酬型で大きく変わってきます。固定報酬型では毎月支払う費用は一定ですが、成果報酬型では予定よりも成果が多く上がった場合には支払う費用が大きくなります。営業代行の料金体系をどちらにするのか選ぶときのポイントについて解説します。

利用目的に合わせて選ぶ

固定報酬型か成果報酬型か、どちらの料金体系の営業代行を選んだほうがいいのかは、営業代行を利用する目的によって変わります。すぐにでもアポイントを取って商談に持ち込み受注が欲しい場合には、成果報酬型のほうが営業成果が上がりやすいでしょう。

しかし、営業活動の目的には短期的な売上アップの他に、長期的な売り上げを確保するために顧客や見込客とじっくりと信頼関係を構築していく、ということもあります。そのためにはとにかく成果を上げるためにグイグイと押すような営業ではない、落ち着いた営業活動が必要になります。

長期的な視野にたった営業活動では固定報酬制の方が向いているでしょう。営業代行に依頼することで、どのような営業成果が欲しいのかによって、営業代行の料金体系を選ぶことが重要です。

費用対効果を確認する

営業代行を利用するためには、固定報酬型であっても成果報酬型であっても、高額な費用がかかります。利用料金が営業成果に見合っているのかも、こまめに確認しましょう。営業代行の料金を掛けて営業効果が上がったとしても、利用料金が利益を圧迫するようでは意味がありません。営業代行を利用したことでの利益率の改善状況などの経営状態を測る指標も確認して、その効果を確認しましょう

費用や料金体系で営業代行を選ぶ時の注意点

営業代行にかかる費用は営業代行会社の選び方によって大きく変わります。営業代行会社によって採用している料金体系や料金設定が大きく異なるためです。営業代行会社を選ぶときに注意したほうがいい点について2点解説します。

複数社の比較を行う

営業代行会社を選ぶときには、複数の会社から見積もりを取って比較して検討することが大切です。例えばテレアポ代行なら料金の安い高いはテレアポインターの質や取れるアポの質に大きくかかわってきます。料金が安いテレアポ代行では、質が悪く受注につながらないようなアポばかりになる可能性もあります。

訪問営業代行では、ただ単に営業スタッフが営業を代わりに行うだけの会社と、依頼主企業の営業課題をじっくりとヒアリングした上で、営業課題の解決のために必要な施策を提案する営業コンサルティングや、営業代行をしながら營業スタッフの育成も行ってくれるところもあります。

営業代行会社によって、料金設定や受けられるサービス内容、費用対効果が大きく異なります。複数社を比較して、自社の営業課題の解決に最も適した営業代行を選びましょう

ツールの導入も検討する

営業にかかる工数を少しでも減らしたいのなら、営業代行よりも営業支援ツールの導入も検討しましょう。ツールを導入することで営業事務の工数を減らして、営業スタッフへの負担も軽減できる可能性があります。

営業を支援するツールには、顧客管理ツール、営業自動化ツール、営業支援ツールなどがあります。

顧客管理ツールは顧客や見込客の情報を登録して、必要に応じて閲覧できるようにするものです。顧客の購買状況や育成状況をツールに登録することで、必要なアクションを取れるようにします。

営業自動化ツールとは、主にWebマーケティングで見込み客を発掘して、見込客の段階に応じた適切なアクションを自動で行えるようにするためのツールです。メールのシナリオを顧客や見込客の段階に応じて分岐させて、それぞれの顧客の育成段階に応じた適切なメールを自動で送信するように設定できます。

顧客管理ツールと連動させることで、顧客や見込客の育成段階に応じたアクションを取れるようにするためのツールです。

営業支援ツールとはマーケティング担当者と営業担当者の連携を助けて、見込客の購買意欲が高まった段階でマーケティング部門から営業部門へと情報を引き渡すために使われます。

これらのツールを使いこなすことで、工数が多いWebマーケティングの手間を減らし、有望な見込客の購買機会を逃すことがなくなります。

営業代行は費用相場や料金体系も意識して選ぼう!

この記事では、営業代行の費用の相場や料金体系について解説してきました。営業代行の利用効果を最大限に高めるためには、自社の営業課題の解決に最も近い営業代行会社を選ぶことが大切です。

それぞれの営業代行会社の料金体系やサービス内容もしっかりと確認した上で、複数の会社から必ず見積もりを取って検討しましょう。

 

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