システム開発の品質コンサルティングを通して、モノづくり大国日本の産業活性化を

システム開発の品質コンサルティングを通して、モノづくり大国日本の産業活性化を

株式会社QualityCube コンサルティング部 部長 佐藤信介

カテゴリ: 、従業員数: 50〜99

2021.12.21

佐藤 信介(さとう・しんすけ)

株式会社QualityCube コンサルティング部部長

小売業や通信系企業、リフォーム会社などに勤務。2016年に設立された株式会社Quality Cubeへは創業メンバーとして参画。現在は、コンサルティング部の部長を務める。

日本のモノづくりは品質が命。「Made In Japan」ブランドは世界に誇れるものです。しかし、他国の追随を受けて「Made In Japan」ブランドの価値は崩壊に向かいつつあります。そのなかで、システム開発における品質コンサルタントを通して、ジャパンクオリティの向上を目指す、株式会社Quality Cubeコンサルティング部部長の佐藤様にお話を伺いました。

 

 

ITで日本の産業を支え、ジャパンクオリティを守る


 

--本日はよろしくお願いします。早速ですが、佐藤さんのご経歴をお聞かせください。


長く小売業で働いていました。その後、インターネット回線販売を行う通信系の企業やリフォーム会社に転職し、営業として勤務します。


2016年設立の株式会社Quality Cubeへは創業メンバーとして参画しました。弊社の設立のきっかけは代表取締役の菅との出会いにあります。

本社は東京にありますが、2018年に大阪支店を開き、2021年10月には名古屋支店を開設しています。



--貴社ではどのような事業を行っているのでしょうか?


弊社は、品質に特化したコンサルティングを行っており、主にシステム開発に携わってお客さまの製品やサービス開発の品質向上をサポートしています。炎上しているプロジェクトやシステム開発で困っている企業の課題を、弊社のソリューションをもって解決していきます。


対応エリアは限定していませんが、関東や中部、大阪以西の企業が多いです。現在関わっている企業は20社ほどで、過去に100社程度の実績があります。お客さまの業種は製造業やサービス業、Web業界など多岐にわたりますが、システム開発会社が多いです。

また、システム開発を依頼する側をサポートすることもあれば、受注する側のサポートに携わる場合もあります。どちらかといえば、受注する側をサポートすることが多いですね。


プロジェクトに関わる弊社のコンサルタントは35人ほどで、すべて自社で雇用しています。コンサルティングはノウハウが必要となりますから、外部の人材を使うことはあまりないですね。1つのプロジェクトに対して最低1~2人のコンサルタントが携わります。大きいプロジェクトですと5人ほどで対応することもありますね。


 

--品質に特化したコンサルティングというのはニッチですよね。


そうですね。市場としてはニッチな方です。そのため、会社自体を世に知ってもらうことも今後の課題です。また、弊社はシステム開発のなかでもソフトフェア開発が中心ですので、業務の幅を広げたいとは考えていますね。


品質に特化したコンサルティング事業は、代表取締役社長である菅の「ITという面からジャパンクオリティを支えていきたい」という想いからはじまった事業です。「モノづくり大国日本」といわれるとおり、日本の産業は製造業がほとんどを占めています。日本のモノづくりは品質が強みで、「Made In Japan」ブランドは世界に誇れるものです。


しかし、他国の追随を受けて「Made In Japan」ブランドの価値は崩壊に向かいつつあります。そこで、製造業のIT支援を通してジャパンクオリティを支え、日本の産業を活性化していきたいと考えたのです。



品質コンサルティングでシステム開発の品質向上を
 

 

--現在展開している事業についてご説明をお願いします。


弊社は、お客さまのシステム開発に携わって製品やサービスの品質向上をサポートしています。品質のコンサルタントとして支援するほかに、開発実務に関わることもあります。

主な事業は以下のとおりです。


・品質コンサルティング

・プロジェクトマネジメント

・実務支援

・IT人材育成研修


品質コンサルティングとは、お客さまが提供するソフトウェアサービスの不具合や開発プロセスを分析し、品質向上と品質低下防止のための施策を提供するサービスです。システム開発には、企画や設計を行う上流工程とシステムのテストなどを行う下流工程がありますが、各工程ごとにお客さまの課題にあわせたコンサルティングを行っています。


プロジェクトマネジメントは、コンサルタントが実プロジェクトに参加して主に品質面でプロジェクトの成功を支援するサービスです。実務の企画から要件定義をサポートしたり、プロジェクト管理の代行を行ったりします。


実務支援は、要件定義や設計、テストなどを実務面で支援するサービスです。あらかじめチケットをご購入いただき、テストが必要となったときに必要な分だけ委託できる仕組みである、テスト工程代行チケットサービスを設けています。必要な分だけ委託できるので、コスト削減を実現できると好評です。


 

--システム開発のコンサルティングから実務支援まで行うのですね。貴社のサービスの強みを教えてください。


そうですね。システム開発のコンサルティングから実務支援まで行う企業は多くありません。他社のコンサルティングと異なり、弊社はお客さまと一緒に開発を行い、モニタリングまでご一緒することができます。コンサルティングで課題分析をして解決案を提示しても、それは仮説にすぎません。進行するうえ計画も微調整も必要ですし、新たな課題が出てくることもあるので、PDCAを行いながら進めていく必要があります。


また、基本的には上流か下流のどちらかに特化している企業が多いですが、弊社は上流から下流まで通して支援することができます。

特に炎上しているプロジェクトは上流工程に問題があることが多いです。下流で問題が起こっているように見えても、もとをたどれば上流工程に問題があったというケースがあります。

そのため、弊社は上流工程を重要視しており、企画段階、要件定義を得意としています。上流工程の品質をおさえれば、下流工程もしっかりしたものになるのです。上流工程から下流工程までサポートできる点は弊社の強みです。



--どのような経緯で依頼が舞い込むのでしょうか?


展示会をきっかけにご依頼をいただくことが多いですね。それ以外は既存のお客さまから継続して依頼をいただくか、ご紹介から受注に至っている場合もあります。費用は案件の内容や規模に応じて異なります。


商談から受注までのリードタイムは、早い場合は1ヶ月ほど、長い場合は半年くらいかかる場合もあります。仕組みの改善はお客様さまにも準備の時間がかかります。改善のための予算をとったり、社内の体制を整えたりする必要があるからです。また、上層部の説得に時間がかかる場合もありますね。そのため、リードタイムが長くなることもあるのです。



--IT人材育成研修事業の内容を教えてください。


eラーニングと研修によってIT人材育成をサポートする「QualityRoom」というサービスを提供しています。ソフトウェア品質を改善したい、DX推進人材を育てたい、組織のIT能力を底上げしたいという企業におすすめのサービスです。

eラーニングでは、ITリテラシー向上コースや、ソフトフェア開発における要件定義のポイントなどを学ぶ品質マネジメントコース、企業のDX推進人材を育てるDX推進コースなど、さまざまなコースを展開しています。


また、弊社社員が講師として、企業課題にそった研修を実施することも可能です。品質コンサルティングで培われてきたノウハウを活かし、人材育成をサポートします。

 

 

新事業の成長とプロダクトのプラットフォーム化を目指す


 

--今後の中長期的な事業展望についてお伺いできますか。


品質コンサルティング以外の事業を伸ばしていくことが目標です。具体的には、人材育成事業や「クオリティゲート」などの新事業があげられます。プロダクトを自社システムとしてプラットフォーム化し、ストックビジネスとして運用していきたいです。


IT人材育成事業については、eラーニングだけでなくセミナーを強化していきたいです。eラーニングは人材育成のソリューションの1つととらえ、幅広い手段を用いて企業のIT人材育成を支援していきたいと考えています。

 

「クオリティゲート」は、システム開発の各工程の品質を「プロセス」「プロダクト」の視点から定量的に数値化し、実績の蓄積を行うことができるシステムです。これにより、品質低下による「市場不具合」を未然に防ぐことができます。新規顧客を獲得し、収益を増やしていきたいですね。


 

--最後にProfessional Onlineを見ていただいている経営者、決裁者の方に向けてメッセージをいただけますか?


弊社はシステム開発における品質コンサルティングを通して製品の品質向上をサポートし、日本産業の活性化を支えていきたいと考えています。システム開発に課題があり、ITリテラシーの向上や人材育成をしたいと考えている企業様は、ぜひお声がけください。



--本日はどうもありがとうございました。



株式会社Quality Cube

https://qualitycube.jp/

 

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プロフィール

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佐藤信介

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