pickuponとは?
カスタマーサービスやテレアポ業務など、顧客に対する電話応対業務が多い企業にとっては、コスパがよく、また使いやすい電話システムの選び方が大きな課題に鳴るのはいうまでもありません。
新型コロナウイルスの大流行によってテレワークが腐朽したことで、場所を選ばずにオフィスに出勤しているときとほぼ同じ条件で電話業務ができるクラウドIP電話システムを導入する企業が増えています。
現在、多くのクラウドIP電話システムが登場していますが、業務効率化に大きく役立つと話題なのがpickuponです。この記事では、pickuponの詳細について詳しくみていきましょう。
営業に特化したクラウドIP電話サービス
pickuponとは、営業での電話業務に特化したクラウドIP電話サービスです。企業用電話には、内線などのサービスも含まれますが、pickuponは社外に向けたテレアポやサポートセンターなど、顧客に対する営業業務のための電話応対のために開発された電話サービスです。
pickuponは、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスなど、企業が顧客と電話を通して向き合うときに、とても便利な機能を数多く搭載しているクラウドIP電話システムです。
pickuponの特徴
pickuponの特徴とはどのような店にあるのでしょうか。特に注目したいpickuponの4つの特徴についてみていきましょう。
簡単に導入できる
pickuponの1つ目の特徴は、導入がとても簡単であるという点です。
用意するものは、ブラウザのGoogle Chromeをインストールしたパソコンと、パソコンでの通話に使うヘッドセットのみです。pickuponへ申し込み、電話番号が発行されれば、Google Chromeで指定されたURLへアクセスしてログインするだけですぐに電話業務を開始できます。
最短なら申し込みしたその日に電話を利用できるようになります。電話の発信はパソコンの画面から簡単にできます。システムなどの知識がなくても、パソコンから営業の電話応対が簡単にできるようになります。
情報がSFA/CRMへ自動入力できる
pickuponの特徴の2つめは、会話内容が自動でSFAやCRMへ入力される点です。通話が終わった後で、通話内容を入力するのを忘れてしまい、引き継ぎが上手くいかないという問題が多くの企業で起きています。
また、カスタマーサポートなどの業務では、通話終了後のCRMやSFAへの通話内容の入力に、業務時間の2割近くを割かれています。引き継ぎのためには、通話内容の記録は大切な業務ですが、入力作業がスタッフの大きな負担になっていて、業務の効率化を妨げているという現実があります。
pickuponは、通話内容が自動でテキスト化されて、CRMやSFAに入力されます。入力する手間を省ける分だけ、pickuponは大幅な業務効率化に役立ちます。
なめらかな情報共有が可能になる
pickuponの特徴の3つめは、各部署間での情報共有がなめらかになるという点です。カスタマーサポートから専門部署に電話を回す場合、顧客が何度も問い合わせ内容を説明するということが起こります。
しかし、pickuponなら顧客の会話内容が自動でテキスト化されます。専門部署へ電話を引き継いだ後も、担当者が会話内容を確認してから対応できるので、顧客が同じ内容を何度も説明する必要がなくなり、なめらかな情報共有、引き継ぎが可能になります。
AIが自動で重要箇所をピックアップしてくれる
pickuponには、顧客との電話の会話の中で重要だとAIが判断した箇所を、自動でピックアップしてSlackなどに入力して送信してくれる機能があります。
普段、カスタマーサービスとは関わりが薄い開発部署やマーケティング部署にも、顧客の声が自動で送信されるので、顧客の声をよりよい製品開発やマーケティングに活かせるようになるでしょう。
pickupon導入のメリット
企業がpickuponを導入することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。特に大きな2つのメリットについてみていきましょう。
顧客の重要課題を把握しやすくなり戦略構築に役立つ
企業がpickuponを導入する1つ目のメリットは、全社的に顧客の直接の声を目にすることができるようになるという点です。pickuponは営業など顧客と直接の接点を持つ部署以外にも、テキスト化された通話内容を簡単に確認できます。
顧客の直接の声から、顧客が持つ重要な課題を把握しやすくなり、よりよい製品やサービスの開発やマーケティングにつながる、より実践的な戦略構築が可能になります。
インサイドセールスから営業担当への引き継ぎがなめらかになり受注率アップ!
pickupon導入のメリットは、インサイドセールスから営業担当への引き継ぎがなめらかになることで受注率アップにつながるという点です。
テレアポでどのような会話の流れでアポが取れたのか、pickuponなら営業担当者が直接確認した上で、営業活動に入ることができます。
pickuponの文字起こしで顧客の課題を確認した上で営業を始めます。営業で失敗しやすい、「電話のときと言っていたことが違う」ということが起こりにくくなり、より受注しやすくなるでしょう。
pickuponの利用料金について
pickuponを利用するための料金はどのくらい必要なのでしょうか。pickuponの利用料金についてお伝えします。
基本料金の詳細
pickuponの利用料金は、月額基本料金と電話の通話料のみです。初期費用は必要ありません。月額利用料金は、1IDあたり6,000円です。基本料金が必要となるIDは、実際に電話で通話するユーザーのみです。通話料金の詳細については直接お問い合わせください。
閲覧用のアカウントは無料
pickuponの料金の最大の特徴は、通話内容を閲覧するだけなら無料でアカウントの作成ができる点です。
月額6,000円の基本料金が必要なのは電話で通話するユーザーのIDのみです。pickuponでテキスト化された通話内容を閲覧するだけのユーザーIDは無料で開設できます。
社内の各部署で顧客からの声を、通話内容として直接無料で閲覧できるので、サービス向上や次の商品開発に、顧客の声を活かすことができるでしょう。
pickuponの導入事例
pickuponの導入事例をご紹介します。
電話対応コストを10分の1に削減!
放送関連会社や専門性の高い企業向け通信機器のアフターサービスを行っているA社では、顧客からの問い合わせ電話で、コールセンターのスタッフが顧客の専門用語を聞き取れないという課題がありました。
そこで、会話内容を自動でテキスト化できるpickuponの導入に踏み切りました。他社にも同様のシステムがありましたが、pickuponは導入コストが1桁違うので導入しました。その結果、電話対応にかかるコストが以前の10分の1にまで削減でき、さらに問い合わせへの対応効率も大幅にアップしています。
新規獲得数が1.5倍に!
IT関連のコンサルティングを行っているB社では、SFAとの連携や自動入力機能があるということでpickuponを導入しました。pickuponで記録される通話内容から、アポが取れた会話と取れなかった会話を比較して、アポが取れる話し方のコツを学んでいきました。その結果、新規獲得数を1.5倍にまで増やす事ができ、売上アップにつながっています。
新人育成期間が大幅に短縮!
営業の戦略構築から実行までを行っているC社では、pickuponの導入により営業担当者の電話応対の育成期間を大幅に短縮することに成功しました。pickupon導入前は1ヶ月ほど新人が戦力になるのにかかっていたのが、pickupon導入後は2週間で独り立ちできるようになりました。
pickuponの口コミ・評判
pickuponを実際に使った人からの口コミや評判です。
「Salesforceとpickuponを連携させて、インサイドセールスの架電記が自動で入力されるようにしています。通話が終わった後の入力作業がほぼなくなり、業務の大幅な効率化に役立っています。」
「パソコンの画面をクリックするだけで電話をかけられるので、電話番号を入力する手間がなくなり、大幅に架電業務の効率化に役立っている。」
「pickuponは連携しているCRMからも電話をかけられるのが便利だ。pickuponを起動しなくても、CRMからのクリックで通話ができる。連携も簡単でいい。」
pickupon導入で電話対応業務を効率化しよう!
pickuponを導入した企業の多くが、電話業務の大幅な効率化に役立っています。インサイドセールスから営業への引き継ぎがうまくいかないという企業が多いようですが、通話内容が自動で記録されるpickuponなら、そのあたりの課題も解決できるでしょう。電話対応業務の効率化や他部署と顧客の声を共有する必要性を感じている企業は、pickuponの導入を検討してみるのもいいでしょう。
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