不動産の価値を高め、地域を創生し日本の文化を後世に残す

不動産の価値を高め、地域を創生し日本の文化を後世に残す

株式会社日本ユニスト 代表取締役 今村 亙忠

カテゴリ: 不動産・建築、従業員数: 10〜49

2022.02.25

今村 亙忠(いまむら・のぶただ)

株式会社日本ユニスト代表取締役

幼少期より起業を考え、事業規模の大きい不動産業界での独立を決意。

事業領域の異なる不動産上場企業3社での勤務を経験し、不動産の仕入れから販売、企画・設計の一気通貫で、不動産開発の経験を積む。

2011年、29歳で株式会社日本ユニストを立ち上げた。

 

 

「付加価値の高い不動産を提供することで、社会に貢献する」を理念に、リスクを恐れず果敢に挑戦し、0から1を生み出すことで成長を続ける株式会社日本ユニスト。不動産にとらわれない豊富なプロジェクトに取り組み、資金力とスピード感でビジョンの実現に邁進し続ける。株式会社日本ユニストの代表取締役である今村様にお話を伺いました。

 

 

幼少期より起業を志し、市場規模の大きい不動産業界での挑戦を決意する!

 

 

 

--本日はよろしくお願いします。早速ですが、今村様が起業されたきっかけをお聞かせください。

 

大学卒業後、不動産の上場企業3社で勤務をしました。そこでは、不動産の仕入れから販売、企画設計から建築までの一気通貫で不動産の取り扱いの基礎を学びました。また、事業領域の異なる3社でそれぞれ学んだことによって不動産業界の基礎を様々な面から学べたことも大きな経験・財産になっています。

 

私は身内に経営者がおり、その影響で30歳で独立をしようという考えがありました。

色々と経験をした中で、100%ではなく自分への自信が7割くらいでてきたことが、独立のきっかけになります。8割以上になることを求めてしまうとタイミングを失って動き出せなくなると思ったことも大きいです。

 

 

独立する際の業界の候補としては、市場規模の大きさから金融と不動産で悩んだのですが、不動産業界で独立することを決意し、2011年に株式会社日本ユニストを設立しました。

 

 

不動産の付加価値を引き出す。地方創生、活性化により日本の文化を後世に残す

 

 

 

--現在、不動産事業を中心に事業展開をされていると思いますが、改めてご説明をお願い致します。

 

関西を中心としてホテル開発や、マンション開発、分譲開発、ロードサイド開発など各種不動産開発や企画販売を中心として展開しています。また、地方の経済を活性化させる地方創生事業も展開しています。
 

まず、不動産開発事業からご説明すると、不動産の総合デベロッパーとして土地の買い取り事業を行い、ビジネスや収益を生み出すための付加価値がある不動産として提供しています。

 

その他の実績としては、不動産開発の知見を活かし、通天閣を間近に望むホテル「Willows Hotel 大阪新今宮」を開発しました。2021年9月に開業し、自社運営しています。

 

次に、地方創生事業では、和歌山県の世界遺産・熊野古道で宿泊施設「SEN.RETREAT」を運営しています。主要な参詣道である中辺路ルート沿いに4カ所の宿をつくり、熊野古道を泊まりながら歩けるようにする予定です。過疎化が進む地方で雇用を生み出し、空き家をリノベーションすることで、空き家問題の解消につなげます。

 

また、熊野古道に訪れる人はトレッキング客が大半なのですが、トレッキング以外の楽しみ方も提供することで、地域をより活気づけたいと考えています。事業を通じて地方に経済を呼び込み、日本の文化を守っていきたいです。

 

 

--事業を行う中で、苦境に立たされたり、壁にぶつかった経験などはありますか。

 

会社を運営していて不況に陥った経験があります。その経験から秀吉会という集まりに参加をし、秀吉会主催の経営者向けの研修会で経営者同士の繋がりを作りなんとか乗りきることができました。

秀吉会に参加したことをきっかけに、大阪商工会議所でのスタートアップのための小委員会で活動するようにもなりました。

 

 

--貴社の独自性や強みについてお伺いできますでしょうか
 

自社で企画とブランディングをし、ネットを活用した資金調達ができる点が当社の強みと言えます。
 

不動産のIT化を進めるために、社内にクラウドサービスを導入したり、不動産データを貯めながらコミュニケーションツールの導入などもしています。

 

また、不動産業界としては初となる名刺管理サービス「Sansan」を導入し、マーケティング強化のための顧客管理に活用しています。仲介業者の信頼度スコアの実装により、ニーズを数値化し、再現性のある営業の仕組みづくりを行っています。これにより営業効率が高まりました。

 

 

企業としての知名度を上げる。自社のブランディング化を図る

 


 

--今後の中長期的な事業展望についてお伺いできますか。

 

基本として考えていることは、今の事業を継続して実行していくことです。また、地方創生事業の規模感・スケール感を拡大し、ゆくゆくは熊野古道以外の地方でも事業の展開をしていきたいとも考えています。

 

都市部から人をドンドンと運んでいき、ターゲットとして考えている地域の価値を高めることができればと考えています。

 

 

--最後にProfessional Onlineを見ていただいている経営者、決裁者の方に向けてメッセージをいただけますか?

 

挑戦あるのみだと考えています。

立ち止まっていて何かが動き出すということはないと考えていますので、積極的に自分から動かなければならないと考えています。

積極的に動き、ドンドンとお金を使って経済を回し、次の世代へと繋げていければなと考えています。

 

不動産に関するお悩みを持たれている企業様、不動産の活用に関するアイディアを求めておられる企業様。こういった企業様がおられましたら是非一度お話する機会をいただければと思います。

 

 

--本日はどうもありがとうございました。

 

 

株式会社日本ユニスト

https://www.n-unist.co.jp/

 

 

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