伏屋慶二 様
日本ファイナンシャルプランニング株式会社 代表取締役
1980年愛知県生まれ。2000年に地元の国立大学を2年で中退した後、2006年に不動産販売会社(三井不動産に出向の会社)に入社。4年間の勤務を通じて500世帯以上の販売実績をあげる。その後、2010年に外資系プルデンシャル生命保険㈱に入社。当初2年間は苦しい思いをするも、2013年から紹介のみで4年連続MDRT成績資格会員(業界のトップ2%)となるなど、ファイナンシャルプランナーとしても活躍した。その経験を経て2016年に『日本ファイナンシャルプランニング株式会社』を設立。現在、代表取締役として10年以内に全国展開を目指して活動中。
日本においては約88.7%の方が生命保険に加入していると言われ、非常に多くの方が加入している生命保険ですが、加入している保険が自分にマッチしていないケースも多く、保険金が受け取れないという事案も珍しくありません。
そのような現状を打開しようと、加入している生命保険・資産形成の現状分析を行い、お客様にとって最適かどうかを無料診断のうえ、ベストなプランニングを提案している日本ファイナンシャルプランニング株式会社の伏屋様にお話をお伺いしました。
お客様が病に。もっと幅広い提案をする必要があると考えて起業へ
--本日はよろしくお願いします。 早速ですが、起業までの経緯をお伺いさせていただいてもよろしいでしょうか?
大学を2年で中退、起業を志し「絶対に成功してやる」という強い気持ちで上京しました。
様々な事業に挑戦しましたが、アルバイトで稼いだ給料がメインの収入になっており、良く言えば個人事業主ですが、悪く言えばニートのような生活を送っていました。
そのような苦しい時間が続く中で、いつしか成功の道を諦めてサラリーマンへの道を志すようになり、アルバイト先の方からの紹介で不動産会社に就職することにしました。
不動産会社には約4年間従事し、500世帯の住居のサポートをすることとなり、結果を出すことができました。
その後に入社したのが外資系フルコミッションのプルデンシャル生命保険㈱です。
プルデンシャル生命でも苦労はありましたが、ライフプランナーとして活動していく中で、「もっと多くの方のためになりたい」という気持ちが強くなり、起業することを決断しました。
--当初は不動産会社にお勤めということですが、不動産会社ではどのようなお仕事をされていたのですか?
三井不動産や三菱不動産のモデルルームの販売スタッフとして、新築マンションの購入を検討されている方へのご案内をしておりました。
突然アルバイトからサラリーマンとなり、富裕層の方とお話しする機会が増えた為、まずは日本語の使い方から指導を受けていました。
--不動産会社からプルデンシャル生命に転職された理由についてもお伺いできますか?
不動産の営業マンとして成果が出るようになってきたのですが、どれだけ自分が頑張っても給与に反映されない現状や元々あった「起業したい」という気持ちが強く、完全フルコミッションの会社で働き、自分の力を試したいと考えたことが一番の理由です。
フルコミッション制度を導入している企業は保険会社が多く、何社か保険会社を受けましたが、プルデンシャル生命が非常に優秀な方も多く、自分の力を試せるという点から入社を決意しました。
--プルデンシャル生命でも素晴らしい結果を残されていますが、プルデンシャル生命を退職し、起業されたきっかけを具体的にお伺いできますか?
2015年から2016年に自分のお客様が癌になり、保険の給付金の申請を行ったのですが、当時の私からご加入いただいていた生命保険からは、保険金がおりないといった事案が5件連続で続きました。
結局、その方々には1円もお届けすることができず、保険金がおりないと知らされた時のお客様の表情やご家族の声は今でも頭に残っています。
その経験から、「お客様のニーズをすり替えて、自分たちが売りたい物を売っていた」ということに気付き、よりニーズに適した解決策を提案したいと考え、起業を決意しました。
ワンストップファイナンシャルサービスでお客様の全てをサポート
--現在注力されている事業についてお伺いできますか?
主な事業の軸としては3つあります。
1つ目に生命保険の最適化、2つ目に資産形成のコンサルティング、3つ目に不動産の賃貸や売買、投資です。
1つ目の生命保険の最適化は、お客様が加入している保険の現状分析をして、お客様にとって最適かどうかを無料診断いたします。
診断内容は、「保障の範囲、保険のサイズ感、期間、掛金の妥当性、現在の保険担当者のレベル」の把握となっており、加入している保険がお客様にマッチしていない場合、13社の生命保険会社の中からお客様にとってベストなプランニングをして、オーダーメイドの保険を提供することできます。
2つ目の資産形成コンサルティングは、お金の貯め方や増やし方、守り方等を総合的にコンサルティングしています。
お金の増やし方については、財形・個人年金・イデコ・積立ニーサ・ニーサ・投資信託・外貨・株式・FX・不動産投資・仮装通貨、などの商品や情報が溢れており、多くの方は選択肢が無数にあり、何をすればいいか分からないという事態に陥っています。
この事態を回避するために、ライフプランシュミレーションを用いてゴールから逆算してオーダーメイドのベストな提案をさせていただいております。
3つ目の不動産の賃貸、売買、投資は、マイホームや賃貸のご相談から投資まで幅広くご対応しています
前職が不動産会社という経験から、保険、家、資産形成、年金、相続とワンストップのファイナンシャルサービスの提供が可能となっております。
また、これらの事業を行う上で「ワンストップファイナンシャルサービス」をテーマに掲げております。これは一言で申し上げるとお金の専門家です。
お客様に「お金の相談なら全部自分に相談すれば完結する」と思って頂けるような仕組みを作りたいと考えております。
「日本を守る、日本を元気に」お金に困らない社会を作る
--今後の事業展望についてお伺いできますか?
今後は、「日本を守る、日本を元気に」を理念にお金に困らない社会を作りたいと思っております。
そのためには、より多くの方をサポートしていく所存ですが、特に30-40代の方に向けたリスクマネジメント、リタイアメントプランニングの2軸を強化していくことが重要だと考えております。
なぜなら、これらの世代の方は働き盛りで、自らのリスクや退職後の人生プランを考える時間が取れないためです。その方々に積極的にご提案することで、我々が目指す社会の実現に近づくのではないか、と考えております。
また、中小企業を守るということも日本を守ることに紐づくと考えており、法人向けにも企業の加入している保険が適正か否かの判断や、退職金・税務相談などコンサルティング業務を行っていきます。
--最後にProfessional Onlineを見ていただいている経営者、決裁者の方に向けてメッセージをいただけますか?
10年以内の全国展開を目指しています【日本を守る】【日本を元気に】
それをするうえでの課題としまして、人員(FP)不足であるため、より多くの方の支えになるためにも規模拡大を図りたいと思っております。
特に30−40代前後の外資系の生命保険営業マンの方は積極的に採用しております。
この仕事を通じて、【お金で困ることのない社会を実現】したいと考えておりますので、キャッシュフローの改善に問題を抱えている企業様・個人様がいらっしゃいましたらご相談いただければ幸いです。
--本日はどうもありがとうございました。
日本ファイナンシャルプランニング株式会社
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伏屋 慶二
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