Dialpadとは?
Dialpadは、アメリカ発のクラウドPBXツールです。会社の電話をクラウド化して、電話回線ではなくインターネット回線で電話機能を利用できるようにするためのツールです。従来の固定電話ではなく、ネットに接続したスマホやパソコンを会社の電話として利用できるようになります。
海外製のツールなので、日本だけでなく世界中で利用されています。グローバル展開したい会社のクラウドPBX導入に特におすすめのツールです。
Dialpadのメリットについて
Dialpadを導入すると企業や人にはどのようなメリットがあるのでしょうか。Dialpad導入で得られる5つのメリットについて解説します。
あらゆるコミュニケーションツールを利用できる
Dialpad導入メリットの1つ目はこれ一つであらゆるコミュニケーションツールを利用できるようになるという点です。Dialpadには電話としての音声通話機能だけでなく、ビデオ通話機能、チャット機能、グループチャット機能とビジネスで現在コミュニケーション手段として利用されている機能がすべて搭載されています。
Dialpadを導入することで、社内電話のクラウド化が実現するだけでなく、社内のコミュニケーション環境も充実させることが可能となります。
他ツールとの連携機能が豊富
Dialpad導入メリットの2つ目は連携機能が豊富に用意されているという点です。すでに、社内でのさまざまな管理を一元化するためにG suiteやOffice365、Salesforce、Zendeskなどのツールを導入している会社も多いことでしょう。
Dialpadなら簡単な設定だけでこれらのツールと連携することができます。顧客や取引先へ電話するときに他ツールの顧客情報を呼び出して確認した上で電話する、電話での内容を顧客情報へすぐに登録する、といったことも可能になり、電話業務を大幅に効率化できます。
固定電話に縛られない働き方を可能にする
Dialpad導入メリットの3つ目は固定電話に縛られない働き方が実現するという点です。コロナ禍においては、コールセンターのようなスタッフが密になりやすい環境が問題となりました。
Dialpadを導入すれば、必要ならばコールセンターやカスタマーサポートなどの電話応対業務もテレワークが可能になります。固定電話を使うためにオフィスに出社する、といった働き方から卒業できるでしょう。
電話交換機や固定電話の設置や管理にかかるコストを削減できる
Dialpad導入メリットの4つ目は、社内電話に今までかかっていたコストを大幅に削減できるという点です。今までは社内電話網を整備するためには、電話交換機とデスクごとの電話機が必要でした。これらの機器は定期的な点検や交換が必要で、その都度費用がかかっていました。
Dialpadはインターネットを介した電話なので、パソコンやスマホで利用できます。すでに社員が使っているものや私用のものでも利用可能です。今まで、PBXにかかっていたコストを大幅に削減できます。
直感的なわかりやすい操作性ですぐにだれでも使えるようになる
Dialpad導入メリットの5つ目は操作画面が使いやすく、だれでも簡単に始められるようになるという点です。
Dialpadは他のクラウドPBXと比較しても、特に操作画面が使いやすいと評判のツールです。ユーザーインターフェースがユーザー目線で開発されているので、マニュアルを読み込まなくても直感的に使い始めることが可能です。
このようなツールの利用に慣れていないスタッフに対しても、研修にそれほど時間をかけずにすむでしょう。
Dialpadのデメリットについて
Dialpadにはメリットだけでなくデメリットもあります。Dialpadのデメリットについて詳しくみていきましょう。
スマホのモバイルデータ通信で利用する場合はパケットを消費する
Dialpadはインターネットに接続されたパソコンやスマホで利用できます。テレワークや外回り中のスタッフスマホから利用する場合には、スマホのモバイルデータ通信によるインターネット接続で利用する場合もあるでしょう。
スマホのモバイルデータ通信で接続するとパケットを消費するので注意が必要です。消費する通信量は1分間の音声通話で1MB程度になるでしょう。テレワークで社員の私用スマホを使う場合には、自宅にWi-Fi環境を整えるなどの通信環境の整備も検討することをおすすめします。
既存の固定電話番号は利用できなくなる
社内の電話を現在利用している環境からすべてDialpadに変更した場合、現在使っている電話番号は一切利用できなくなるので注意が必要です。会社の代表番号を変更したくない場合は、Dialpadへの変更はおすすめできません。
クラウドPBXサービスの中には、既存の固定電話番号をそのまま引き継いで使い続けることができるサービスもあります。変更したくない電話番号がある場合には、そのようなツールを利用することをおすすめします。
Dialpadqを使うべき人や会社とは?
Dialpadを使うべき人や会社とはどのようなところなのでしょうか。Dialpadの導入を検討するべき人や会社の特長についてみていきましょう。
コスト削減を図りたい会社
社内電話の維持経費やコールセンターやサポートセンターの運営費用を削減したいと考えている人や会社にはDialpadの導入がおすすめです。
Dialpadを利用するためにはスマホやパソコン、インターネット環境は必要です。しかし、従来社内電話の整備や電話対応業務に必要であった電話機や交換機といった専用の機材や、電話回線の工事は必要ありません。
電話機や電話交換機、電話回線の維持費用や交換費用などがDialpadなら必要ないので、会社の業務のコスト削減に大きく役立つでしょう。
業務を効率化したい人や会社
Dialpadはパソコンやスマホの画面上で操作します。ヘッドセットやスマホのスピーカー機能を使えば、ハンズフリーでの通話も可能です。通話をしながら聞き取った内容をパソコンに入力していくことも簡単にできます。
また、Dialpadでは入力した内容を連携している外部ツールに簡単に同期することも可能です。コールセンターで顧客からのお問い合わせ内容を、Salesforceの顧客管理ツールにそのまま登録して、営業担当の人が後から確認できるようにすることもできます。
社内全体の業務を大幅に効率化することが可能になります。
テレワークを推進したい会社
テレワークを推進したい会社にもDialpadはおすすめです。Dialpadはクラウド上で管理する電話システムなので、離れた場所にあるパソコンやスマホでも社内電話として内線で接続することが可能です。
スマホやパソコンでの使い方も、専用のアプリをインストールしてログインするだけです。私用のスマホやパソコンでも利用できるので、新型コロナの流行のような突発事態が起きたときでも、コールセンターの速やかなテレワーク化も可能となります。
フリーアドレスを実現したい会社
フリーアドレスとはスタッフに決まった席を用意するのではなく、自由に好きな席で仕事をできるようにするスタイルのオフィス環境のことです。
今までは、社内の内線を使うためには固定電話で場所が固定されていたのでフリーアドレスでは業務が難しかったでしょう。しかし、Dialpadなら社内での電話機能が固定電話ではなく各自が利用しているスマホやパソコンに付随するものになるので、席が決まっていなくても全く困りません。
フリーアドレスに興味のある企業の担当者の人はDialpadの導入を検討してみましょう。
Dialpadの料金について
Dialpadの料金の詳細について詳しくみていきましょう。
無料トライアルについて
Dialpadには無料トライアルが用意されています。Dialpadの導入を検討している会社がお問い合わせをすると、Dialpadのスタッフからデモ画面を操作しての説明と、会社側の状況についてのヒアリングが行われます。
その後、ヒアリングの結果選択された最も最適な料金プランでの30日間の無料トライアルが実施されます。トライアル期間でも050から始まる電話番号が付与されて、体験終了後に継続利用するのならそのまま利用可能です。
30日間の無料トライアルで実際に利用できるすべての機能を使ってみて、本格的に導入するかどうかを決定できます。
料金プランと主な機能
Dialpadには複数の料金プランが用意されています。それぞれの料金プランの月額料金は次のとおりです。
プラン | Talk | Ai Sales(Sell) | Ai Contact Center(Contact Center) | ||||
Standard | Professional | Enterprise | Professional | Enterprise | Professional | Enterprise | |
月額料金/1ユーザー | 月額1,000円 | 月額1,500円 | 月額2,000円 | 月額5,000円 | 月額6,500円 | 月額4,000円 | 月額5,500円 |
グループ数 | 0~3 | 0~25 | 0~無制限 | 0~25 | 0~無制限 | 0~25 | 0~無制限 |
ユーザー数 | 1~100 | 3~無制限 | 100~無制限 | 3~無制限 | 10~無制限 | 3~無制限 | 10~無制限 |
サポート | 9:00 - 17:00 (平日) | 9:00 - 17:00 (平日) | 24時間/365日 | 9:00 - 17:00 (平日) | 24時間/365日 | 9:00 - 17:00 (平日) | 24時間/365日 |
価格は税抜
上記の基本料金の他に電話番号追加のオプションも用意されています。追加番号ライセンスは1番号あたり月額料金500円です。ユーザーに紐づかない電話機に電話番号を割り当てるデスクフォンライセンスは1番号あたり月額料金1,000円で追加できます。
Dialpadの口コミ・評判
Dialpadを使っている人からの口コミや評判をみていきましょう。使っていて良かったという人からの口コミと、改善を求めたいという人からの口コミをそれぞれ紹介します。
評価の高い口コミ・評判
Dialpadを使ってよかったという口コミや評判は次のとおりです。
「パソコンやインターネットに関するある程度の知識があれば、プログラミングなどの詳しい知識がなくても使い始めることができる。システム部門がなくても導入可能だろうと思う。」
「初期費用がとても安くて驚いた。小規模でも導入しやすいのが助かる。」
「スマホにアプリを入れておけば、外出先でも会社にかかってきた電話をいつも通りに取ることができるのがとてもいい。」
「高額なPBXと比較しても遜色ないだけの機能性がある。他のIP電話サービスと比べても安価で導入できる点もとてもいい。」
改善を求める口コミ・評判
Dialpadに改善を求めたいという口コミや評判はどのようなものがあるのでしょうか。評価の低い口コミは次のとおりです。
「音質が悪い点をどうにかして欲しい。」
「スマホの電波が悪いと通話が途切れる。」
「スマホでは音声に若干の遅延がある。」
Dialpadの導入事例
口コミの他に、Dialpadの導入事例をいくつかみていきましょう。
急なコロナ禍突入でもテレワークへの移行がスムーズに!
携帯電話の販売代理店を展開しているA社では、Salesforceを運用する上でより効率化するための方法を探していました。その一環としてDialpadを導入しました。
しかし、Dialpad導入直後はなかなかうまく運用ができずに、以前の電話システムのほうが使いやすかったとスタッフからクレームが来たり、顧客から得た情報がSalesforceに共有されなかったりしていました。
しかし、新型コロナの流行によりテレワークに移行せざるを得なくなったときに、Dialpad導入済みだったために素早く在宅勤務の態勢を構築できました。
テレアポ業務でも、Dialpadならスタッフ各自の架電量を把握できるので勤務状況も管理しやすく、それまで懐疑的だったスタッフにも導入効果が十分に認知されていきました。
急なオフィス移転でもスムーズに電話を設置できた
親会社の方針で1ヶ月で移転しなくてはいけなくなってしまったB社では、通常のNTTの電話回線の敷設が間に合わないことがわかり、Dialpadを導入しました。
Dialpadは導入までのスピードが早く、移転が決まってからの申込みで、わずか1ヶ月足らずに時間ですべての社員が社内電話を利用できる環境を整えることができました。
NTTの電話を使うよりもDialpadは通話料も基本料も安いので、コスト削減にも役立っています。
録音機能で生産性が向上した
中小企業へのIT支援を行っているC社では、サポート業務でDialpadを活用しています。Dialpadを導入したことで、録音機能を利用できるようになりました。Dialpadの録音機能は、だれでもすぐに録音を聞き直すことができます。
顧客からの指摘に対して、録音を確認することで素早い対応が可能になりました。顧客対応のスピードが格段にアップして、業務の生産性が大きく向上しています。
評判のいいDialpadを業務効率化に役立てよう!
Dialpadは口コミでは音声品質が通常の電話よりも悪い点もありますが、それ以上にテレワークを始めやすかったなどのメリットのほうが大きいようです。クラウドPBXはDialpad以外にもありますが、低コストで機能性の高いシステムといえばDialpadでしょう。ぜひ、社内電話システムの更新や導入を検討中の会社の人は、Dialpadの導入も検討してみましょう。>>【無料】MAツール比較検討をお考えの方はお気軽にお問い合わせください
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