Cventとは?
Cventは世界100ヶ国以上で利用されているイベント管理プラットフォームです。創業は1999年とこのようなプラットフォームとしては歴史が長く、すでに世界中の2万以上の企業と20万以上のユーザーが利用している、信頼性の高いイベント管理プラットフォームです。
この記事では、効率のいいイベント開催を模索している企業の担当者に向けて、Cventで利用できる機能や導入のメリット、料金などについて詳しくみていきましょう。
Cventで利用できる機能について
Cventの導入によってどのような機能を利用できるのでしょうか。Cventは、リアルイベントにもオンラインイベントにもどちらにも対応しています。利用できる機能も、どちらのタイプのイベントにも対応する機能と、リアルイベント向けの機能、オンラインイベント向けの機能があります。どちらにも共通する機能と、イベントのタイプ向けの機能を詳しくみていきましょう。
リアルイベント・オンラインイベント共通の機能
リアルイベントにもオンラインイベントにも、イベントを開催する上で必要な共通なCventの機能は次のとおりです。
- イベント管理:タスクや予算を一元管理できる機能
- Webサイト制作:イベントを告知するためのWebサイトを直感的操作で簡単に作成できる機能
- メール配信:イベントへの招待から参加のお礼までメールを一括管理
- レポーティング:100種類以上のテンプレートでイベントのデータ分析が可能
- MA・CRM連携:APIやWebhookで多数の外部ツールとの連携が可能
- グローバル対応:100ヵ国語以上での運用実績と多言語対応、GDPR(EU一般データ保護規則)に対応
リアルイベント向けの機能
Cventでリアルイベント向けに用意されている機能は次のとおりです。
- 受付管理:QRコードとタブレットでスムーズな受付ができる機能
- 来場者管理:座席管理やイベントバッジ(名刺)印刷ができる機能
- リードキャプチャ機能:参加者のQRコードから読み取った情報をリード情報として取得する機能
オンラインイベント向けの機能
Cventでオンラインイベント向けに用意されている機能は次のとおりです。
- ライブ配信にもVOD配信にもどちらにも対応
- チャット・質疑応答・投票機能などでイベントをインタラクティブに
- オンライン商談:参加者は主催者のスケジュールを確認してアポを入れられる機能
- オンライン展示:出展者ごとにブース設定が可能
Cventの導入メリット
企業がイベントを開催するのにCventを導入するメリットとはどのような点にあるのでしょうか。Cventを使ってのイベント開催の3つのメリットを解説します。
イベントの準備・開催からイベント後の対応までCventだけで管理可能
Cventにはイベントを開催する上で必要となる全ての機能が用意されています。イベントの開催が決まったら必要となる、イベントを告知するためのWebサイト作成機能から招待状の配布などの事前準備ができます。
さらに、イベント当日の受付や座席管理、入場した参加者の集計機能があります。その上、イベント終了後のお礼メールの送付機能やイベントの効果を検証するのに必要となるデータの取得や集計機能までCvent一つで可能です。
イベントを開催するのに、イベントの準備から当日、開催後まで一貫して、他の機能は一切必要ないという点がCventの大きなメリットといえるでしょう。
リアルイベントにもオンラインイベントにも対応可能
Cventはリアルイベントにもオンラインイベントにもどちらにも対応可能です。以前はオンラインイベントの開催は一切考えていなかったという企業も、2020年から始まった新型コロナパンデミックでオンラインイベントに切り替えざるを得なくなったところも少なくありません。
Cventなら、リアルイベントもオンラインイベントもどちらもこのツール一つで可能です。新型コロナによる行動規制がなくなり、リアルイベントが開催できるようになっても、Cventならツールを切り替えることなく、スムーズにイベントの開催方法を移行できるでしょう。
イベントのさまざまなデータ分析にも使える
同じようなイベント開催プラットフォームはいくつもありますが、Cventが特に優れている点はデータ分析機能です。参加者の名簿や当日の出欠をCSVで出力するだけでなく、Cvent自体にレポートを解析するためのテンプレートが100種類以上も用意されています。
イベントを開催することで得られたさまざまなデータを、Cventならテンプレートを駆使してクフ数の切り口から解析できます。データを可視化して成果を検証することで、次に開催するイベントをより効果の高いものにするための改善点を見出しやすくなるでしょう。
Cvent導入のデメリット
Cventにはデメリットはあるのでしょうか。Cventは海外製品であるという点がデメリットになる場合があります。Cvent社はアメリカに本社のあるグローバル企業です。イベントプラットフォームとしてのCventは日本語にも対応していますが、一分機能が日本語化されていなかったり、日本語表示がおかしい部分もあります。
英語でなければ理解できない部分があった時に、英語に対応できるスタッフが少ないとCventの利用には不便を感じる可能性があります。
ただし、現在、日本では代理店が何社かあります。日本の代理店を通して契約すれば、日本語での十分なサポートが受けられるので、英語に自信がなくても安心して利用できるでしょう。
Cventを導入するべき企業とは?
Cventを導入するべき企業とはどのような企業なのでしょうか。国産のイベント管理プラットフォームもある中で、特にCventを導入するべき企業について解説します。
効率的にイベントを開催した企業
イベントを効率的に開催したい企業はCventを積極的に導入したほうが良いでしょう。国産ツールの中の多くは、イベント準備と当日の対応には十分な機能があっても、イベント後のお礼の送付やレポート機能までは充実していません。
Cventならイベント準備からイベント開催後まで一貫してこのツール一つですみます。イベントを効率的に開催したいのならCventがおすすめです。
イベントから得られたデータを活用したい企業
企業中には、イベントから得られたさまざまなデータを今後のイベント開催や商材の売上アップに役立てたいと考えるところもあるでしょう。そのような企業には、レポート機能が充実しているCventがおすすめです。
メリットところでもお伝えしたように、Cventには100以上のデータ分析をするためのテンプレートが用意されています。詳細なデータ分析をすることで、イベントから得られたデータをより深く使えるようになるでしょう。
国際的なイベントを開催したい企業
Cventはグローバルに展開しているイベント管理プラットフォームです。言語も多言語展開しているので、世界中どこで開催されるイベントにも対応できます。また、世界中どこからでもイベントに参加しやすいのも特徴です。
日本国内だけでなく、グローバルに国際的なイベントを開催したい企業なら、国産プラットフォームを利用するよりもCventのほうがいいでしょう。
また、海外に拠点を持つ企業や、イベントへの海外からの参加者を見込んでいる企業も、イベントプラットフォームを選ぶのならグローバル展開しているCventがおすすめです。
Cventの利用料金
Cventの利用料金はどのくらいかかるのでしょうか。Cventでは詳しい料金表を公表していません。したがって具体的で正確な料金をお伝えすることはできません。Cventの詳しい料金を知りたい場合は、Cventのホームページから問い合わせをして資料を取り寄せてみましょう。お問い合わせをすれば、イベントの規模や内容に合わせた料金の見積もりを取り寄せられます。
Cventの口コミ・評判
Cventに対する口コミや評判をみておきましょう。
「イベントのホームページ作成から参加者募集、当日の参加者管理や配信まで一貫してできた。ライブ配信も高品質でできたのがとても良かった。ただし、利用した機能と料金を比較すると、少し価格が高すぎるような気もする。」
「イベント後のレポートの活用と、参加者へのアンケートがとても良かったです。データと参加者からのナマの声から、今後に活かせるフィードバックを得られました。」
「以前は年間10回だったイベントを、担当者私1人だけのままで40回に増えました。どうしたらいいのか困っていたところ、Cventを使ったところ、10回だけだったときよりも遥かに効率よく4倍の回数のイベントをこなせるようになりました。」
Cventでイベント開催を成功させてみよう!
Cventは料金が高すぎるという声もあるようですが、実際に使ってみるとイベント開催が驚くほどスムーズに進むようになります。小規模イベントには向いていませんが、百人単位で人を集めるようなイベントなら、料金も十分に回収できるでしょう。ぜひ、Cventでイベント開催を効率化して成功に導きましょう。