ハイブリッドイベントでビジネスの新しい展開可能性を生み出すeventosとは

ハイブリッドイベントでビジネスの新しい展開可能性を生み出すeventosとは

bravesoft株式会社 代表取締役CEO 菅澤英司

カテゴリ: アプリ開発・システム開発、従業員数: 101人〜300人

2021.11.22

菅澤 英司 (すがさわ・えいじ)

bravesoft株式会社 代表取締役CEO

ITの時代になると確信し、進学した法政大学情報科学部在学中にアルバイトでアプリ制作に携わる。そこで知り合った友人と開発したアプリが月商1,000万を記録する。その後、学生エンジニアとして活動し22歳で起業するも、1年で撤退。2005年4月に2社目としてbravesoft株式会社を創業し現在に至る。

新型コロナウイルスが蔓延する状況下でオンラインイベントが多くなりました。しかし、一方で開催が難しくなったからこそ「リアルイベント」に価値が生まれたと言います。今回はこれらを組み合わせた「ハイブリッドイベント」を実現するbravesoft株式会社代表取締役CEOの菅澤様にお話をお伺いしました。

 

 

初制作のアプリが月商1,000万超え。若干22歳で起業の道へ

 

 

--本日はよろしくお願いします。早速ですが、菅澤さんが起業されるまでの経緯をお聞かせください。

学生の頃にWindowsが登場し、これからはITの時代になると確信して法政大学情報科学部へ進学しました。しかし、授業を受けるだけでは面白味を感じることができず、プログラミングのアルバイトをしていました。

ところが、そのアルバイト先でできた友人と5人で制作したアプリがいきなり月1,000万円の売り上げを叩き出したのです。趣味の延長線上でお金が稼げる喜びを知り、学校よりも会社に行っているという感覚で、エンジニアのキャリアが始りました。

その後、ともに活動していたメンバーのうち1人はアメリカに留学してマイクロソフトに入社し、もう一人は大企業に勤め、残った3人で起業しました。しかし、1年経ったころにその会社から抜けることになり、会社自体も2〜3年でなくなってしまいました。


その後に立ち上げたのがbravesoft株式会社で、マイクロソフトに入社した友人は現在弊社のCTOとして在籍しています。当時は携帯アプリ、WEB系ができる会社が少なかったので、それらの受託開発を事業としていました。

 

eventosで工程を簡素化しイベントにあったパフォーマンスを


 

--現在、貴社が展開されているeventosの事業内容をお聞かせください。

 

eventosは誰でも自社イベントサイトやアプリを持つことができるSaaSのようなものです。オンラインイベント・リアルイベント双方に対応可能なイベントの公式WEB・アプリを短期間で作成、公開可能なプラットフォームで、イベントWEBサイト・アプリの立ち上げ、参加申込から受付管理、ガイド情報やアンケートなど様々な機能を活用頂けます。プログラミングの知識不要で管理画面(WEBページ)からブログ感覚で情報更新が可能な点が好評です。


これまでは、イベントページなどに登録して参加者を募ったり、エンタメ系だとチケットぴあなどのプラットフォームの中のいちイベントとして登録している人も多かったですが、ソーシャルで直接個人同士が繋がっている時代なので、自分たちのサイトのなかでイベントを行うことが可能になってきました。そこで「自社専用のイベントページを持ちましょう」というコンセプトの元、事業を行っています。


 

--eventosは具体的にどのようなシーンで使用されていますか?


新型コロナウイルスの影響で2020年よりオンラインイベントの需要が高まっております。これまではオンラインイベントを開催するには、サイトを立ち上げてZoomのリンクを貼り、MAツールで申し込みフォームを作成するなどの作業が必要でしたが、ツールがばらけていて招く方も参加する方も煩わしさがありました。しかし、eventosではオンラインマッチングやチャット、ウェビナーなど、オンラインイベントに必要な機能を搭載していますので、複数の作業をワンツールで完結できます。



--貴社の独自性や強みについてお伺いできますでしょうか。


イベントのWEBサイトとイベントのアプリを作れるのは弊社だけだということです。イベントのDXツールは他にもありますが、弊社は「アプリ 実績」で検索すると最初に表示されるほどアプリ開発が強い会社で、日本一多くのアプリを作ってきました。そのなかで分かったことは、将来的なアプリの重要性です。


現在はオンラインなどで家からブラウザで参加していても、「遠いからオンラインで参加しよう。」という考えや「気になるから行ってみよう。」などのハイブリッドな考え方をする人が多くなっています。

そうなると、webで検索した結果を現地でアプリで振り返るというような利便性を求める社会になり、今後webとアプリ両方あることが大事になってくることは必至です。そして、実際に、弊社自体のアプリがあることやアプリを制作できる技術もあることが最大の強みとなっており、今まで制作したものの合計のダウンロード数は1億回を超え、毎月500万人以上に使用していただいております。弊社は、使い続けられる、使いやすいものを作るのが得意ですので、現在はそのノウハウをeventosに注いでいます。

従来のツールでは、会議など単純な目的の使用であれば問題なく利用できますが、何かを知りに行くなど検索性のあるものの場合、非常に見づらくなってしまいます。eventosはそのような障害をクリアにし、自由にイベントをデザインできる点で独自性を感じています。


また、イベントの種類によって見栄えを変えることも可能で、例えば、展示会だと「ブース情報」「スケジュール機能」など、展示会において必要な情報を全てアプリで実現し、運営側のコストカットはもちろん、ユーザー様の利便性も向上させることができます。

個人向けのイベントだとチケットの複雑な対応を分かりやすくしたり、アプリ系であれば各施設ごとに分かりやすいマップをアプリで見られるようにしたりするなどイベントによって重要なポイントが変わりますが、eventosはそのような変化にも柔軟に対応します。このように様々なプランがありますが、多くの場合、月額10万円ほどで使用できます。

 

 

--社員の内訳はどのようになっていますか。


従業員数はグループで180名ほどおり、本社はエンジニア、デザイナー、ディレクター、セールス、バックオフィスの人材がいます。そのうち7割がエンジニアです。エンジニアは中途採用で良い人材を見つけるのが厳しくなっていることや、”eventech(イベンテック)”、bravesoftのカルチャーを大事にしてもらうためにも新卒を育てた方が早いため、育成面に力を入れています。エンジニアは確保できており、これまで1,000を超えるアプリ開発を行ってきましたが、その反面、マーケティングや営業のスキルをもった人材がいないため、そのような人材の確保が課題でもあります。



イベントとテクノロジーでビジネスの新しい展開可能性を生み出す



--今後の中長期的な事業展望についてお伺いできますか。


イベントとテクノロジーを融合させた“eventech(イベンテック)”を普及させていきたいです。弊社は新しいものが好きな会社で「新しい物に果てしない挑戦」という理念で事業を行っており、「テクノロジー」の面での新しさと「体験」の面での新しさ、両方を好きな人たちが集まっています。これを“eventech(イベンテック)”と称し、商標登録も済ませています。


弊社はeventosだけでなく他のプロダクトでもイベントに携わっています。ベネッセコーポレーション様のアプリでは、「集まって勉強しよう」というコンセプトのものや、マイナビ様では「農業体験やってみませんか」というコンセプトの農業系のマッチングアプリがありますが、これらは一種のイベントとも考えられます。


これから1人が多くのコミュニティに属すのが当たり前になっていくなかで、体験やリアルを求める人は増加するでしょう。体験や認識、意識を新たにし、自己実現するために“eventech(イベンテック)”は大切だと考えています。



--最後にProfessional Onlineを見ていただいている経営者、決裁者の方に向けてメッセージをいただけますか?


“eventech(イベンテック)”がこれから重要になっていくので従来のイベントを変えるべきですし、イベントによってビジネスの新しい展開可能性を生み出したいですね。


弊社では最近、7億円の資金調達が決定しました。オンラインイベントの可能性に気付いた方は多いですが、一方で、新型コロナウイルスの影響でリアルイベントにも価値が生まれました。今後、弊社は調達した資金を活用しオンラインイベント、リアルイベントに関連した新たなサービスを展開しますので、応援よろしくお願い致します。

 

 

--本日はどうもありがとうございました。


 

株式会社bravesoft

https://www.bravesoft.co.jp/

 

【お知らせ】
ハイブリッドイベント「イベ博DAYS」 2021年12月17日金曜日に開催!

詳細は下記URLよりお問い合わせください!
https://days.ibehaku.com/


 

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菅澤英司

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