「ITの力を誰でも簡単に」をモットーに、時代の先を見越した製品開発をしていく

「ITの力を誰でも簡単に」をモットーに、時代の先を見越した製品開発をしていく

アステリア株式会社 常務執行役員 営業本部長兼マーケティング本部長 熊谷晋

カテゴリ: IT・情報通信、従業員数: 50〜99

2022.02.01

熊谷 晋(くまがい すすむ)

アステリア株式会社 常務執行役員 営業本部長 兼 マーケティング本部長

パッケージソフトを扱うITベンダー企業から、2005年2月にアステリア株式会社に転職。現在は、同社の常務執行役員であり、営業本部長とマーケティング本部長を兼任。

アステリア社の創業は、1998年です。その当時は、企業間データのやり取りがCSV等からXMLに置換されるなど、W3CによるXMLへの標準化が進められていました。そのような状況を機会と捉え、アステリアは設立されました。今回はそんなアステリアの製品力、そして共に働く人に魅力を感じて入社され、現在では営業本部長、マーケティング本部長として会社を支えられている熊谷様にお話を伺いました。

 

 

アステリア社の主力製品・ASTERIA Warpの導入実績は9500社以上


 

--本日はよろしくお願いします。早速ですが、熊谷さんのご経歴をご紹介いただければと思います。
 

前職はアステリアと同じく企業向けパッケージソフトを開発・販売している会社に勤めており、2005年2月に転職をしてアステリア社に入りました。ただしその当時は、インフォテリアという会社名でした。


 

--前職でご担当されていた業務内容についてもご紹介ください。

 

電話とコンピューターを統合するCTIシステムを簡単につくることができるミドルウェアを担当しておりました。立ち上げ期で具体的な金額は申し上げられませんが、全国規模の顧客獲得を行うなど一定の規模までビジネスを成長させることができました。

 

 

--どのようなきっかけで転職されたのでしょうか。

 

その当時、マーケティングから営業、小規模なシステム開発やプロジェクト管理など広範囲にわたり自身でおこなっていました。これはこれでやりがいもあり製品も素晴らしく、楽しかったのですが、関われるのがCTI関連システムという限定された領域であり、より広い範囲に関わりたいと考えたのがきっかけです。

 

そんな時に弊社の主力製品でもある「ASTERIA Warp」を知りました。世の中で利用されている汎用技術に幅広く対応し、洗練されたユーザーインターフェースでプログラミングをすることなくノーコードでシステムを作る事が可能である点に多くの可能性を感じ、転職を決意したのです。

 

 

「誰でも簡単に使えるソフトウェア」を開発し、DXを推進していく

 


--貴社が現在取り組まれている事業内容について、改めてご紹介いただければと思います。
 

弊社は企業向けソフトウェア・サービスの開発・販売をおこなっております。OSとアプリケーションの中間に位置するミドルウェアを得意としており、プログラミングをすることなくノーコードで誰でもITの力を利用できる製品・サービスが特徴です。

 

弊社の主力製品は以下4つです。
 

1. ASTERIA Warp

データ連携ツールとして国内の大企業や中堅企業を中心に9500社以上で採用していただき、15年間連続で国内シェアNo.1です。

ASTERIA Warpは「ノーコード」と呼ばれる、コードを書いてプログラミングする必要がなく、グラフィカルにプログラミングができることを特徴としたソフトウェアです。

 

2. Handbook

1600件以上の導入実績を持つモバイル向けのコンテンツ管理サービスです。会議や営業の際に必要な資料、画像や動画などのデータをクラウドで集中管理することができます。これらは、ノートPCだけでなく、出先でのタブレットやスマホでも利用することができます。

 

3. Platio

現場業務に合ったモバイルアプリを作成できるサービスです。現場業務に最適なアプリを誰もがスピーディーに開発・活用できるので、ビジネスにおけるDXを実現できます。
 

4.Gravio

一般的なIoTシステムでは、センサーやカメラで収集したデータをクラウドに上げて処理をしますが、Gravioではエッジコンピューティングの技術を使っています。温度・CO2濃度・ドアの開閉・人や物体の動きを感知するセンサーや、顔認識や人数を感知するAIカメラからデータを収集し、デバイスそのものや近くにあるサーバーで処理を行うことが可能です。この結果リアルタイム性が高くなり、データの通信負荷による遅延も起こりにくくなります。

 

 

--貴社の独自性や強みについてお伺いできますでしょうか。
 

今、世の中ではDXやデジタル化が叫ばれていますが、DXに特化した人材が不足していることが課題となっています。この課題解決のためには、ITの力を簡単に活用することのできるソフトウェアやサービス提供が求められています。

 

弊社の製品は、基本的にその分野に特化しているのです。それこそプログラマーがプログラムを作成しなくてもシステムを作ることができる、つまりはノーコードでモバイルアプリの作成が可能な「Platio」こそがその典型だと思います。
 

もう少し具体的な使い方を挙げると、検温管理や出社管理をPCやブラウザを利用することなく、スマホで簡単に管理登録ができるアプリを「Platio」で作成することができます。

あるいは「Gravio」であれば、すでに申し上げたように様々なセンサー処理が可能です。ですから、例えばCO2の濃度上昇をセンサーが感知すれば、ライトを点けるとかLINEやメールといった形で社員に通知することも自由自在です。


 

--貴社の特徴や強みに関するエピソードなどがございましたらご紹介いただけますか。

 

弊社では「Handbook」というクラウド型の情報共有サービスを提供しています。この製品をリリースしたのは2009年で、iPadが発売される前でしたが、スマートデバイスがビジネスシーンで活用されていく未来を見据えていました。

 

ところがその当時、投資家の方たちから、「何を遊んでいるんだ!そんな製品を出して売れるのか!」といったご意見を頂戴しました。しかしながら、予想通りiPadを中心にビジネスシーンでの活用が進み、そのニーズは高まり、HandbookはシェアNo.1を獲得しました。

 

こうしたことからも、やはり時代の先を見越した製品開発が、競合他社を寄せ付けない独自性を生んでいるのではないかと思います。また、ASTERIA WarpやHandbookが、シェアNo.1を獲得しているのはノーコードのユーザビリティー(使い勝手のよさ)がお客様の支持を得ている証拠だといえるのではないでしょうか。

 

 

--貴社の顧客となるのは、どのような業界の方が多いのでしょうか。

 

お客様の業種は多岐にわたります。

小規模な食堂や病院の待合室の混雑緩和のために弊社の「Gravio」を、災害時の報告等に地方自治体で「Platio」を、日本を代表する企業のデータ連携基盤として「ASTERIA Warp」を、というように業種業態・企業規模を問わず幅広くご利用いただいています。

 

 

--製品の販売においては、どのような形態をとられているのでしょうか。

 

基本的には、パートナーセールス・代理店販売という形態になります。ただし製品やサービスの立ち上げ時期というのは、実績がないとどこも売ってくれません。ですから立ち上げ時期というのは、自分たちで販売する必要があります。
 

しかし、売上を上げるためにどんどん人を増やしていく、というような労働集約型の会社にはしたくありません。営業面やプロモーション面では外のパートナーさんと協業しながら進めていきたいです。

 

 

ノーコードのユーザビリティー故に、シェアNo.1という支持を得ている

 

 

--今後の中長期的な事業展望についてお伺いできますか。
 

現在、事業が拡大期に入ってきており、人材面も今後は充実させていきたいと思っております。この人材採用については、今までであれば中途採用が主となっていましたが、今年度から新卒者の採用も開始し、長期的な人材育成ということも視野に入れています。

 

 

--最後にProfessional Onlineを見ていただいている経営者、決裁者の方に向けてメッセージをいただけますか?
 

弊社の製品・サービスというのは、ITの力を誰でも簡単に享受できるように!ということを想定しながら作られています。ですから、今後DXの導入を予定している方々においても、弊社の製品・サービスが、その一助になれば、これほどうれしいことはございません。

 

 

--本日はどうもありがとうございました。

 

 

アステリア株式会社

https://www.asteria.com/jp/

 

 

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