“当たり前”の積み重ねが強み。 「人生は営業そのもの」を掲げる20代社長の挑戦は、Web業界特化の営業支援領域No.1

“当たり前”の積み重ねが強み。 「人生は営業そのもの」を掲げる20代社長の挑戦は、Web業界特化の営業支援領域No.1

株式会社Lis 執行役員 吉田 孟弘

カテゴリ: 、従業員数: 50〜99

2021.09.22

浅井 央(あさい・ひさし)

株式会社Lis  代表取締役社長

立教大学卒業後デジタルマーケティングの会社に就職し、その後1年弱新規開拓営業に従事。その後、プルデンシャル生命保険株式会社に転職し、在籍中は約2000人中上位10%のみに与えられる社内表彰を毎回受賞するほどのトップ営業に。その営業力とデジタル領域での経験を活かし、営業支援を専門とする株式会社Lisを創業。現在はプロフェッショナル営業人材50名を擁し、ウェブ業界を中心に業務を拡大中。


 


 

コロナ禍により、商材の売り方・買い方の変化がさらに加速し、人が行っていた部分のデジタルへの置き換わりが進んでいます。しかし、企業における営業活動や、感情を動かすコミュニケーション自体が無くなることはないでしょう。大きな転換期を迎えている営業という領域。「人生は営業そのもの」という理念のもと、営業人材だけでなく、DX支援もワンストップで提供し、新しい営業支援の形に挑戦する株式会社Lis代表取締役の浅井様にお話をお伺いしました。

 

 

大手の外資系生命保険会社でトップ営業に。さらなる高みを目指して起業へ



--本日はよろしくお願いします。早速ですが、浅井さんのこれまでのキャリアや起業のきっかけをお聞かせください。
 

大学卒業後に新卒でIT広告代理店へ入社し、ゲーム会社の広告運用や新規案件の獲得に従事しました。大学卒業後に新卒で入った会社では、デジタル広告を商材にゲーム会社やアプリ会社へテレアポを毎日しながら新規営業をしていました。新卒2ヶ月目で受注も上げており、広告予算単月数百万のクライアントも抱えている状態でした。半年ほどでプルデンシャル生命保険株式会社に転職し、個人や法人向けの保険商品を売る営業マンとして働き始めました。在籍した2年間、毎月コンスタントに100~150万円を売り上げ、上位10%に対して与えられる社内表彰を毎回受賞していました。

その経験をもとに25歳で起業を決意、株式会社Lisを設立しました。きっかけとしては主に2つあります。

1つ目は、自由にできる時間や資産、ライフスタイルを追い求めた結果、起業という選択肢が浮かんだことです。2つ目は、後に弊社に出資していただくことになるエンジェル投資家の方との出会いです。その頃の私は、営業として報酬面でも高い評価を受けていると自負していました。しかし、同世代でありながら、私より更に高いステージにいる彼を見て大きな刺激を受け、自分も同じステージに立ちたいと強く感じました。

そのタイミングで、同じく起業を志し、現在は弊社の専務として活躍している松村との出会いがあり、またコロナ禍という大きな潮目の変化も重なって起業に至りました。

 

 

プロ営業人材・商材に最適な営業手法・DXツールを全て提供


--現在、営業支援事業を展開されていますが、具体的な事業内容をお伺いできますか?
 

株式会社Lisは「人生は営業そのもの」という理念のもと、「営業を課題に感じている企業の悩み」「営業に従事する人の悩み」を解決していく事業活動をしています。

生産年齢人口が減少する中で、営業人材は少なくなっています。一方で、企業における営業活動自体は必要不可欠なものです。特に、WEB業界は営業に割けるリソースが少ないスタートアップ企業が多く、弊社の営業力でサポートさせていただくべく注力している業界です。

他にも、弊社では大手上場企業からベンチャー企業まで幅広く取引があります。また、営業先としては、店舗開拓や小規模事業者に対しての営業を最も得意としています。

企業活動に必須であるにも関わらず不足しがちな営業力という課題に対し、営業人材だけでなく、蓄積した約2万件の営業データやノウハウを基にしたDX支援も組み合わせてサービスを提供しています。先日リリースしたWeb業界に特化した営業支援サービス「デジゴリ」はその一例です。


【デジゴリ】SaaSやWebマーケティングといったWeb業界に特化した営業支援サービス
創業1年目で年商1億円ラインに到達した当社の営業データやノウハウを集約し、アポイント獲得から商談など、営業における様々な過程を支援

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000084070.html

 

--営業活動に関して企業が抱える課題には、具体的にどのようなものがあるでしょうか?
 

大きく3つの課題があると考えています。第一に、人的リソースの不足が挙げられます。営業人材の採用や教育にはコストがかかり、離職率も低くはありません。また、新規事業立ち上げ時に、優秀な人材を数多く確保できる企業は少ないでしょう。弊社では、専任の業務委託社員と副業人材を合わせ50名ほどのスタッフを抱えていますので、専門性の高い営業人材をすぐにご提供できます。

第二に、商材に合わせた有効な営業手法が取れていないことが挙げられます。従来は営業といえばテレアポだけだったものが、デジタル化によって複数の営業手法が出てきました。その中で、それぞれの商材に最適な営業手法を選択できている企業はまだまだ少ないと感じます。弊社では、マーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスまで一気通貫で幅広く対応し、有効な営業手法をご提供出来ます。

最後に、営業活動のオンライン化が出来ていないことが挙げられます。既にあるMA(マーケティングオートメーション)ツール、デジタルマーケティングを正しく活用できている会社はほとんどありません。これらは弊社が得意とする分野であり、お客様にも特に価値を感じていただけると考えています。

 

--営業に従事する人の悩みについてはどのようなものがありますか?
 

よく聞く悩みとしては、営業職としてのキャリアについてですね。仕事や業界にも慣れた勤続3年くらいのタイミングで悩まれる方は多いです。弊社の業務を通じて、営業人材のキャリアアップ、報酬面を支えていきたいと考えています。

コロナ禍で営業活動がデジタル化・自働化されていく中で、営業不要論が取り沙汰されることもあります。しかし、人の感情を動かして商品が売れるという根本的な部分を機械に置き換える事はできないでしょうし、営業力は今後も大事な要素であり続けると考えています。

また、社内外のどんな場面であれ、人対人のコミュニケーションが無くなる事はありません。人生のひとつのツールとして、営業力を身に着ける重要性を理解してもらいたいと思っています。
 

 


営業力とは「当たり前」の積み重ねでしかない

 


--創業時はまず代理事業からスタートされ、開始直後に月商100~200万円を達成されました。浅井さんがその7割を稼ぎ出したとお伺いしましたが、その営業力の源になっているのはどんな事だとお考えですか?


営業力のベースは、プルデンシャルでの経験です。保険は無形商材ですので、人で選ばれるものだと思っています。商品を買ってもらうには、まず私の人となりを好きになってもらう必要がありました。また、フルコミッション制で、売上を上げないと生活できない環境という必死さでは、起業した今に近い感覚もあったと思います。

そうは言っても、私は人によって振る舞いを変えるタイプではありません。その頃から今も大事にしている事としては、お客様の成果・売上にコミットすること、報連相を徹底することの二つだけです。 

これは当たり前のことに思えますが、営業として成果が出ない時にはできなくなってしまう人が多いです。素早い返信を心がけるなど、当たり前のことを愚直にやり続けて数をこなす事、どんな時も周りに影響されず、平静に行動する事を心がけていました。

改めて意識してみると、私はやると決めたらやり遂げる目標達成志向の強いタイプです。その上で、「当たり前」を繰り返すことで、行動力や行動量が伸びていき、お客様に対しても誠実でいられます。その積み重ねによって信頼していただけるようになり、私から買っていただけるという好循環ができているのだと思います。

営業は辛いこともあり人生と重なるところがある。と、私が感じるのはそういった経験からです。会社を興した今は、その営業力を組織全体に伝え、メンバーそれぞれのスキルを伸ばしていく事が次の課題です。まだ起業して間もなく、毎日何かイレギュラーが起きるので、辛さを感じている暇もありません。

 

--今後の事業展望についてお伺いできますか?


営業代行だけという狭い範囲ではなく、営業手法やDX支援といったコンサルテーションも組み合わせた広い範囲をカバーできる事が弊社の強みです。特に、ウェブ特化型の営業領域でNo.1を目指したいと思っています。

そのためには、営業を主軸としつつ、ITやWEB関連の企業とも連携を強化していきたいと考えています。組織の拡大と、お客様の売上を上げるというミッションを確実に達成しながら、まずは3年で年商10億円の売上を立てる事が目標です。

 

--最後にProfessional Onlineを見ていただいている経営者、決裁者の方に向けてメッセージをいただけますか?


営業領域に課題を感じているお客様は是非ご連絡いただければと思います。特に弊社では、「当たり前のことを当たり前に行う」ことを常に意識しております。お客様の売上向上という目標に対して、確かなコミットメントをし、こまめに連絡を取り合う、そんな体制が根付いているからこそ、確かな成果を提供できると考えております。


 

--本日はどうもありがとうございました。


 株式会社Lis
https://lis-sales-japan.com/



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プロフィール

株式会社Lis執行役員

吉田 孟弘

会社情報

株式会社Lis
2020年7月コロナウイルスが流行している時に創立し、営業力を軸にクリエイティブ事業、ウェブマーケティング事業、D2C事業、SaaS企業の営業代行事業などを展開しています。お客様のご要望に沿うべく日々研鑽しています。 営業のオンリーワン企業を目指し、様々な取組みを進めてまいりますのでLisの今後にご期待ください。